こんにちは、随分寒くなってきましたね。
これで普通ぐらいなのかもしれませんが、関西ではついこの間まで夏日が続いていたりして、今年も例年にまして、かなり気候の変化が大きかったですね。自分でも例年という言葉を使いながら例年通りとは、例年とはどこが基準になるのか、世の中も昔では考えられないスピードで変わって行ってますが、気候もまたしかりで、世の中の動きは自然界とは全く関係ないように思うのですが、やっぱり、密接なかかわりがあるのかななどと、この文を書きながら思っています。
いや、そういえば天候は人間の心と相関関係にあるわけだから(御教えでは)、当然といえば当然のことなんだろうなと、あらためて思いました。(汗)💧
さて、最近は岡田茂吉師の論文をAIに拾ってもらえないだろうかと、AIの性能の何たるかも知らずに、できるだ御教えの掲載に奮闘している日々なのですが、御教え集3号後半を掲載していてちょっと気になる重要な点があったので取り上げて見ることにしました。
御教え集3号は昭和26年11月に発行されていて、昭和26年10月のご講話の内容が収録されています。皆さんは違うかもしれませんが、私は比較的み教えをそのお言葉だけを切り取って学ぶ傾向があるのですが、この昭和26年10月というのは、昭和25年に獄中でお腹に光の玉がお宿りになられる御神事があり、その後一年ぐらいお体をお休めになられて、26年8月から本格的に御神業を再開されてまもなくの御講話という事になります。下記はその時の御講話の一部です。
★「霊力が強くてやるか、さもなければ浄霊をなるだけしない様にする。溶かさない様にやる。そして気長にやる」
*浄霊/肺に関係するものは加減する 御教え集3号 昭和26年10月25日④
★「こう言う人の浄霊はいくらやっても良い。浄霊を加減すると言うのは、胸に関係する――肺ですね。そう言うのは加減するんです。他の浄霊はやる程良いんですからね。」
★「急所を逸れているんで、平均浄化が起っているんだね。痛い処をやっているでしょう。今言った様な方針でやって御覧なさい。非常に苦しかったりする場合には臨機応変にやって良い」
*良く浄霊する 御教え集3号 昭和26年10月25日⑤
上記3つの御講話の内容はご浄霊についてのご指導です。浄霊を「出来るだけする」というのと「なるだけしないようにする」というような相反するような内容と急所についてですよね。病気によって、対処の仕方が違うという具体的なご指導です。
そして、下記二ヵ所も取り上げてみました。
★「心配の為に力を入れると余計駄目なんです。浄霊に力を入れたら駄目ですよ。以前
と違うんだからね、神様の御守護が違って来ているからね」
*浄霊/肺に関係するものは加減する 御教え集3号 昭和26年10月25日④
★「今は霊界の浄化が強い為に固まらないんです。そこで、こう言う後味が悪くなっちゃったんですがね。一時は固まったんで教壇に立つ迄になったんですが、浄化の為に激痛が始まった。この激痛は先のと違って、消毒薬の為です。先には消毒薬も固まるから良かったが、今は固まらないからね。」
*良く浄霊する 御教え集3号 昭和26年10月25日⑤
読まれていかがですか?
どちらの御垂示にも 以前と違うんだからね、
神様の御守護が違って来ている
今は霊界の浄化が強い為に固まらない
先には消毒薬も固まるから
などなど、昭和26年10月と以前の違いを述べていらっしゃいます。相対性理論ではないですが、時とともに、光が強くなってくる、世の中が天国に近ずくに従って、浄霊の力も、御守護も霊界の浄化も現界の浄化も違ってくるとおっしゃっています。
それは浄霊の仕方も相対的に違ってくるという事だと思います。
最初に取り上げた3点の浄霊の仕方は大変具体的ですが、これらでも時代が進むにつれて変わってくることもあるという事だと思います。
では、今の時代の浄霊法は?というと、もうミロクの世に入っている?、入りかけているのが今だと私は思っているのですが、光の玉もどんどん大きくなり、光も強くなって凄いことになっていると思うので、ご在世当時とでは浄霊の力も御守護のいただき方も、相当変わってきていると思われます。HPではこのように御教えを立教の頃からずっとアップさせてもらっていますが、岡田茂吉師の教えは戦前は一部社会情勢に迎合せざるを得なかった内容もありますし、戦後すぐもまだ本音では言えない部分もあり、また、昭和25年6月15日にお腹に光の玉がお入いりになられてからは、上記の御講話のように霊界の変化、それに伴うお光の強さとともに、御守護の頂き方もちがってきて、それからもどんどん光の玉は大きくなり、御守護のいただき方も大変変わってきていると思います。
長々とかいてきましたが、私が言いたいのは、このHPでは立教当初からのみ教えを縷々アップさせてもらっていますが、その内容を平面的に捉えて浄霊の急所を決めたりなどしてほしくないということです。皆さんも日々ご浄霊をさせていただく中で、ご浄霊の光の強さが格段に強くなってきている事を感じられていると思います。
また、ご晩年にご浄霊よりも想念が大事ともお話されたりしているので、上記掲載の御講話で話されているように、「浄霊はやる程良い」という時代とも変わってきているように私はおもいます。
これからの掲載になりますが、御昇天になられるまでに御講話もどんどん進化されていかれるとおもわれるので、今現代の私たちに求められる生き方は何か、浄霊の在り方はどうあるべきかなどを共に求めながら学んでまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
また、そのような事で、時代の変遷もあるので、み教えをただそのまま捉えるだけではなく、時代背景、光の玉の拡大といったようなことも考えあわせて、み教えの数々を読み解き生活や浄霊の実践にいかすことで、御守護をいただき、日々、生き生きと現代に生かさせていただきたいものだと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
八尾屋