光明世界

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『阿呆文学』 枝葉末節文化  其二 (光明世界創刊号 昭和十年二月四日)

帝国議会で毎年何ケ条の法律は、近頃殆んど適用せぬから廃止すべしという決議が出て段々法の条文が減って行く様になるのが、文化が進んだ証拠と思召して下されば間違いないので御座る。で御座るから法の条文が増える間は悪人が増えるので御座る
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『阿呆文学』 枝葉末節文化  其一 (光明世界創刊号 昭和十年二月四日)

複雑多岐に渉れば渉る程、真理と言う奴、影も形も見えなくなるんで、御座るから不思議で御座る
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阿呆文学 東西愈々入れ替り (光明世界三号 昭和十年五月二十一日)

東方の、光の本の観音会、東に生れた宗教は、最初であって最後であり、之が唯一の救世教、之から天の日月と、歩調を揃えて東から、西へ西へと照しゆき、日本は愚か唐天竺(からてんじく)、大千世界の果までも、照して救ふ、すばらしい、万教帰一の二度とない。世界救済の大神業、
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日本医学の建設(三) 脳疾患 (光明世界 四号 昭和十年七月二十五日)

現代日本人は、肉食を多く採り、無暗に薬剤を服用するから、血液は混濁(コンダク)する計りである。其上、頭脳を過度に使用するから、丁度脳溢血を製造して居るやうなものである。
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日本医学の建設(二) 一、胃病 (光明世界三号 昭和十年五月二十一日)

一概に胃病と言ふても、その種類としては消化不良、胃痛、胃拡張、胃酸過多、胃下垂、胃潰瘍、胃癌等であり、其原因も種々(イロイロ)であるが、大部分の患者に就て、最初の症状と原因を述べて試(ミ) よう。   
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純日本医術の建設(一) 一、肺結核 (光明世界 二号 昭和十年三月四日)

先づ患者の肩胛部及び頸部を指頭にて順次探るべし。其際必ず大小のグリグリを発見すべし。其際左右何れかが多数又は大なるべし。其多大なる方の肺が病に罹りゐるなり
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純日本医術の建設(一) 一、臨床診断の欠陥 (光明世界二号 昭和十年三月四日)

今日迄の臨床診断法としては、重に聴診器と、打診と脈診と、舌又は眼を検する位なれども、余が実験上、指頭に依って、診断の大いに効果ある事を識れり。
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純日本医術の建設(一) 現代医薬の建直し (光明世界二号 昭和十年三月四日)

今日迄に千数百人に施したる処、其効果の顕著なる、人類史上全く空前なる成績を挙げつつあり。是に於て観世音菩薩の本願たる、救世済民の一方面として先づ医学の根本的革正を期し、此の文を草する所以なり。
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純日本医学の建設(一) 緒言 (光明世界二号 昭和十年三月四日)

今日迄千数百年以来、我国に於て行はれ来りたる医学其ものは、実にみな外国医学にして、即ち人も知る西洋及び漢方医学なり。然るに両医術共、長年月に渉り、あらゆる研究実験を以てしても、其進歩の遅々たる、到底人類が安心して身を托するに足らず
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話上手より聞上手 ( 光明世界二号 昭和十年三月四日)

次に相対する場合何処までも先方を上座にコチラは下座にゆかなければ駄目だ。処が往々先生と言はれるようになるとブリたがるもので此の点大いに注意すべきであ
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余が発見せる風邪の原因と其療法 (光明世界一号 昭和十年二月四日)

医学は、非常に進歩したといふ。然し乍、罹病率の王者を占め、また重病の先駆的危険を有する風邪(カゼ)の原因が未(イマ)だ、発見せられざると言ふに至っては、甚だ以て心細い限りと云はざるを得ない。然るに、余は数年来、独特の神霊療法を施行中、終に、此の風邪の本体を掴み得た
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千手観音の霊写真に就て (光明世界一号 昭和十年二月四日)

昭和九年十月十一日、午後二時頃、全く未知の人、東光男なる名刺を持って、面会を求められた。余は、その姓名を見るや、興味を覚へ、早速、面会に及び、其来意を訊ねたるに、同氏曰く、「自分は予(カネ)てより、霊感に依って「観音力所有者」を探しゐたり、而(シカ)も本年は、自宅より東方に方(アタ)って、見当るとの霊感ありて、
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金龍物語 (口絵霊写真の解説) (光明世界三号 昭和十年五月二十一日)

八大龍王の上に、一の主龍神が被在(アラ)れた。御本体は、伊都能売神龍と申上げ、実は、高貴なる御神霊が、黄金の龍体と化せられ、琵琶湖の湖底深く潜み給ひ、八大龍王と倶に、時を待たれ給ひたのである。
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大黒様のお話 −−会主の御講話の続き−− (光明世界一号 昭和十年一月一日)

私は、一昨年の暮から、恵比須大黒をお祭りし、人にも祭らしてゐますが、恵比須大黒に就いての、細いお話は、他日お話する事に致しますが、之を祭ると、確かにお金が入って来ます。病貧争が無くなるに就いて、貧をなくする、之は観音様が、大黒様をお使ひになるのであります。