病気に就いての奇蹟 (世界救世教奇跡集 昭和二十八年九月十日)

      今迄のは病気以外の奇蹟であるが、今度は病気に就いての奇蹟であるが、その前に 断っておきたい事は、勿論全部が本人の手記その儘であるから、文中冗漫な点や感謝の言葉など、どれも同じようで五月蝿いかも知れないが、些かでも直さない方がいいと思うからそうしたのである。又一つ一つ冒頭に批判の文を添えてあるのは、内容の意味を一層強くハッキリさせようと思ったからである。そうしてこの五十の例を読んだだけでも、現代医学の誤謬と我浄霊法の素晴しさは充分認識されるであろうが、尚分らない人や疑いのある人はその原因が如何に根強い医学迷信に災いされているかを示している。従って読者は既成医学に些かも囚われる事なく、白紙になって精読されるとしたら容易に判る筈で、それでもまだ疑惑が残るとしたら、思い切って本教に打っつかってみる事で私はそれを熱望して止まないものである。

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