御教え集18号 昭和二十八年一月三日⑤(霊界→言霊→物質) 

      箱根の神仙郷はそれで大体完成です。それが写って、今度は熱海の瑞雲郷がどんどん進むわけです。それでいずれ熱海にも美術館を造るつもりですが、これは大体箱根の三倍くらいにしようと思ってます。敷地がせまいので、もっと拡げる様に指図してありますから、もうじきそれが拡がる事になってます。それから京都も四月あたりに行っていろいろ案を立てて、敷地だけをボツボツかからせるつもりですが、この方の設計は頭の中には大体出来ましたから、今度は頭から言霊になって、それから物質になるのです。

  凡て順序というものは最初は頭の中です。これは霊界に出来るのです。それでこれを、こうしろああしろという言霊に出て、それから本当に物質が現われる、という順序です。それで今は頭の中の霊界では設計が出来てます。それで四月に行って、今度は言霊の設計をやるのです。そこで言霊というものは非常に重要なものです。それは誰がやる事でもそうです。たとえば、ここならここで思いますが、それは霊界にはすぐに出来てしまうのです。私でなくても誰でもそうです。ただ私がやると霊界での出来方がはっきりするのです。ですからはっきりと間違いなくいくのです。それが普通の人なら、そういう様にこしらえてもじきに消えてしまったりするから中途でいろいろ故障があります。中には物質に出来上ってからでも中途でオジャンになるのがあります。

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