*見真実 御教え集2号 昭和二十六年九月十一日

今、『文明の創造』の医学の方は大体終わったんで、宗教の方を書いている。つまり、「医学篇」、「宗教篇」、「天国篇」となる。一番最後の「天国篇」と言うのが一番面白い。これは五六七の世の状態ですからね。今は「宗教篇」ですが、中々変った、余り今迄に説かない事ばかり説いてあるから面白いと思いますが、最初は宗教的に、病気と霊ですね。霊に関した事です。それから既成宗教を説き、それから、極く神秘な点に入ろうと思っている。それで、既成宗教ですが、大体仏教の事を書いてある。

それから、之からは自然農法と言う様に、医学の方も宗教医学としますからね。今の医学は唯物医学で、こっちは宗教医学と別けて言う様にしようと思います。現代医学は唯物的に治すから唯物医学で、こっちは宗教的に治すから宗教医学です。その方が分かりが良いですね。

(御論文「唯物医学と宗教医学」のあとの御教え)



こんな具合に宗教を説くつもりですが、そうすると、はっきり分かりますからね。それでなくては、人を救う事はできない。これは「見真実」で見ると、こう言う事になるが、大体人間が殆んど「見真実」になる。そうすると、それが五六七の世になる。と言うのは、つまり今迄はピラミッド見たいなものだったが、「見真実」は一番上なんです。処が、人間が下にいたから分からなかったが、段々魂が上がってこの辺(ピラミッドの頂上付近)迄上がる。そうすると、悪い事したりするのはつまらないと言う事が根本的に分かるんです。

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