*丑寅の金神 御教え集2号 昭和二十六年九月十一日

それから、もう一つお話したいのは、今度大草さんと、松井と言う人と鈴木正吾と言う元代議士ですが――之は皆な良く知っているでしょう――この三人の人が東北の方に講演旅行ですかね、それをやったが、一番最初にやった所は青森県の一番隅で大畑町ですね。之は日本で言えば一番北端でしょうね。そこを最初にやったんですがね、非常に盛んだったそうです。小さい町でしょうが、千人から来たそうです。

 で、今度神様は本格的に開かれ始めたんですね。何時も言う通り、東と北が霊ですからね。それで、そこから南と西に向かって行けば必ず成功すると、何時も言ってますが、そう言う意味です。そこで、私は東から西に来たんです。之も何時か書いてある。日本の東は東京で、東京の東が浅草で、浅草の東が橋場と言う所です。そこで私は生まれて、それから段々西に来たんです。そして、西に来るに従って私の仕事が大きくなったんですね。社会的にも知られる様になった。そこで、メシヤ教が本当に開くにも、東北の端からが本当なんです。それで、神様が腕を揮われると言いますか、それが国常立尊と言う神様で、之は丑寅の金神で、その神様が之から腕を揮われる。そうすると、やつぱり、丑寅の一番端からと言う事になる。それから段々西の方へ西の方へと行く。講演行脚もするし――そう言う順序で開いて行く。それが本当の開き方です。今迄は基礎的のものですね。

  去年の事件で整理して、今度は本当の順序でやるんです。神様のやり方は何とも言えないですね。そんな青森県の端の方で――私は聞いた事もないからね。そこに案外信者が熱心で、実に驚くですね。今迄の信仰は全部西から出ている。東から出ているのは、日蓮宗とメシヤ教だけです。

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