見真実

第十二篇「自観説話集」

神秘の扉は開かれたり (自観叢書第十二篇 自観説話集 昭和25年1月30日)

見真実の境地に入ってみれば、過現未に渉って一切が明かに知り得る。勿論過去の一切の誤りは浮び上って来ると共に、未来の世界も其時の人間の在り方も、判然と見通し得るのである
御教え集

*見真実 御教え集2号 昭和二十六年九月十一日

こんな具合に宗教を説くつもりですが、そうすると、はっきり分りますからね。それでなくては、人を救う事はできない。これは「見真実」で見ると、こう言う事になるが、大体人間が殆んど「見真実」になる。それでなくては、人を救う事はできない。これは「見真実」で見ると、こう言う事になるが、大体人間が殆んど「見真実」になる。そうすると、それが五六七の世になる。
御教え集

*文明の創造、男女合権論御 教え集2号 昭和二十六年九月八日

「見真実」と言うのは、一人の専売ではなくて、皆な「見真実」になれば、悪い――間違った事はなくなる。これも時節です、今迄はそう言う事ができないがね。今迄は悪が実際に必要だったんです。悪がなければ物質文化は発達しないんです。
第十篇「神示の健康法」

乳幼児の健康 (自観叢書十 昭和二十五年四月二十日)

成人するに従ひ、西洋流の食物を漸次的に混ぜるやうにすればよい、先づ乳幼児から五六歳迄は、日本流の食物で育てる方が確かに健康にいゝ事は、私の幾多の経験によって断言し得る
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御教え集32号 昭和二十九年三月六日 ※見真実

見真実というものは一番高い所ですから、其処で凡てを見下すからはっきり分るのです。結局この見真実を分らせるために私がいろいろ説いているのです。要するに信仰の目的は早く見真実になる事です。そうするといろんな事がよく分ります。けれども本当に見真実には、それは普通ではなかなかなれないのです。だからそれに近寄ればよいのです。
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御教え集32号 昭和二十九年三月六日  ※薬を徹底的に分析

そういうような工合で、薬と病とは関係ないわけです。薬で病に対し、科学的にどういう理論で治るかという事は全然分らないのです。それは、病気というものが分らないのだから、分らないはずです。ただ飲んでみてちょっと工合が良いから、これは効くのだ、この薬に限るというように思ってしまっているのです