蔓
《お伺い》春蒔の蔓は必ず左巻きですが、立秋後に種を蒔くと蔓は必ず右巻きになるのはどの様な理由によるのでしょうか。
《御垂示》ほう、そうですかね、植物学ですね。今度私も植物園を造りますが、これはこれでいいんですよ。春は日で左、秋は月で右ですからね、ちゃんと理屈に合ってる訳ですね。春という字だって三人と書いて日を書きますからね。
私は午の年の午の月の一日に生まれた
《お伺い》生まれ年、生まれ月がその人の運勢、性格に関係あるのはなぜでしょうか。
《御垂示》人間には気がつきませんがね、あらゆるものには波みたいに変化があるんで、その年ならその年の「気」を受けるという事になるんです。一年の気候にも春夏秋冬があり、月にしても雨の多い月、少ない月があるし、又日によっても違いますからね。之と同じ様に波があって、霊的にその時の霊気を受けるという関係もあるんです。それから数の関係もありますね。私は十二月二十三日に生まれたんですが、二十二日が冬至ですからね、春分に変化し始めるのは二十三日が本当なんで、最初暦を作る時に二十三日を元旦にするはずだったそうですが、何かで一週間延びたんだっていう説がありますが、これなんかおもしろいですね。二十二日は日が一番短いんでね、二十三日に生まれたっていうのは、これから春になるっていうそこに働きがある訳です。まあ、皇太子様も同じですよ。けれども、これはきっちり決ってるというものでもないんです。或る程度の影響を受けると言った程度でしょう。太閤秀吉は一月一日に生まれたから出世したって言われてますが、一月一日に生まれた人は外にも沢山あるんですからね。で、私は午の年の午の月の一日に生まれたんですが、この人は将来必ず人の頭に立つ人だって言われたもんですが、成程之は当ってると思っているんですよ。
ちょっとおもしろい話があるんですがね。昭和五年の五月五日、この日は午の年で午の月で午の日になるんです。五は火で午ですからね。五、五、五で又午、午、午となった日はないらしいんです。そこに私の霊的意味も大変あるんですが……その昭和五年五月五日の正午に私がおもしろい格好で撮した写真がありますから見せて上げましょう。(一同右の御写真を拝見、筒っぽの御帽子を御召しになられた御姿)
天候の異変は、結局それが必要なんです
《お伺い》人間の想念が天候に異変を起すとの御言葉でございますが、二百十日や二百二十日は厄日とされ、毎年特にその時期に暴風雨があるのはなぜでしょうか。
《御垂示》こういう天候の異変は、結局それが必要なんですね。二百十日、二百二十日頃に起きると、或程度稲を倒す被害があるにはあるが、その反面、根を固めるっていう力は大したもんですからね。木でもそうですよ、ゆすぶられると倒れない様に根を張って、木に力が出て来るんですよ。そうでないと木は倒れ易くなってしまいます。だから強い風が吹くと根が張っていいんです。風で倒れる様なのは肥料をやってるからです。無肥料にすれば倒れる事なんてありませんよ。
北が霊で南が体
《お伺い》北半球と南半球で季節が逆なのは、四季が地球の呼吸であるという事から見て、どういう事になりましょうか。
《御垂示》之は当たり前ですよ。北と南とはすべて反対ですからね。北が霊で南が体なんで、呼吸から言っても吐くと吸うで陽と陰、霊と体ですから、片方が吐く時には片方は吸うんですよ。
なくなった歯が生えて来ることはない
《お伺い》「五六七の御代」には、なくなった歯が生えて来ましょうか。(笑声)
《御垂示》生えませんね。(笑声)歯が生えて来るとなると、皺も伸びて来なくちゃなりませんからね。すると、年寄りも若くなって来るでしょう。若いのがそんなにできてしまっては都合が悪いでしょう。(笑声)そうなるとね、若い者は赤坊にならなければならない。(笑声)赤坊は生まれる前に舞い戻らなくちゃあ……(爆笑)
馴れ
《お伺い》口頭試問の時や、大勢の人前に出た時に、のぼせて顔が赤くなり、心臓がドキドキするのはなぜでしょうか。
《御垂示》これは最初はそうですよ。私なんかもそうでしたからね。思う事が口に出ないんですね。だからよく「人間が並んでると思うな、カボチャが並んでいると思え」って言いますがね。(笑声)まあ、「馴れ」ですよ。幾度もやってるうちに何ともなくなりますよ。きっとこの人は特別に心臓が弱いんですね。

