地霊の濃淡
《お伺い》『信仰雑話』に「すべての鉱物はその土壌の性質、地霊の濃淡、気候の変化、年代の長短……等によりその種類が発生する」と拝読いたしますが、地霊の濃淡とはいかなるものでしょうか。
《御垂示》これはね、地霊ってのは始終発散してるけど、岩石の層がなかったり薄かったりすると地霊はよけいに出るんです。また、山上にはよく雲があるでしょ、あれは地霊が薄いからです。で、地霊の薄い所を低気圧と言い、厚けれは高気圧です。そして地霊の薄い所には水蒸気が集まりやすいから雲ができるんです。ですから地殻の岩石の硬い軟らかいとか、または厚薄によって変化があるわけですね。
霊の活用により全世界人類が想念により通信出来る様な時が来る
《お伺い》原子界の霊の部面が想念界になる、の御説から推理致しまして、電子の霊――無線の活用の如く、霊の活用により全世界人類が想念により通信出来る様な時が参りましょうか。
《御垂示》無論そうですよ。今に想念の時代、ま、想念の無線電波の時代が来ますよ。全然機械を使わずに例えばあんたの方を向いて空中に字を書くと、遠くに離れててもその意味があんたに判る様になるんです。しかも距離は百里でも千里でも構わないんです。又、普通に話をしても遠くの相手に通じる様になるんです。よくこういう事があるんです。私は暫く会わない人の事を思うと、その人があくる日ヒョッコリやって来るんですね。又、あの人に用事があるから一寸来て貰いたいなと思うと直き来るって事がよくあるんですよ。
《お伺い》将来はそういう事がより一層高度になるのでしょうか?
《御垂示》そうですね。
《お伺い》その場合、霊の高い人の方がその力が強いのでしょうか?
《御垂示》そりゃあ無論そうですね。
《お伺い》幾人もの人が それを致しますと混線する様な事はないでしょうか?(笑声)
《御垂示》いや、混線はしないんです。強い所とか、肝心の所へ来る様になるんです。私は今でも誰かが来た場合、「あいつ今日は何しに来たんだろう、ああこういう事で来たんだな」ってすぐ判ってしまうんで、変な事だと断ってしまうんですよ。
《お伺い》将来は皆が誰でもそうなりましょうか?
《御垂示》そう、そうなるんです。――多少は違うけど、今でも人心の機微を見るとか、機運を掴むとかいうのはそれに近いですね。……吉田首相もよく気運という事を知ってますね、で、出るべき時に出たから内閣が永く続いてるんです。今でも国民が相当支持してますね。彼は日本国中の人の空気を感じるんですよ。この前の芦田が首相になる時、吉田も出れば出られたけど、もう少し気運を醸成してから出ようって訳で今度出たんですね。まあ、そういうもんですよ。

