御教え *つむじ/数/骨折(御垂示録9号 昭和27年5月1日④)

霊主体従

《お伺い》つむじが二つあるのは霊的関係がございましょうか。

《御垂示》無論あるでしょうね。よくつむじ曲がりと言ってね。やっぱり、頭の一つの中心になっているんでしょうね。

《お伺い》馬や牛は、それによって値段が高くなったり致します。二つあるのは、人を構わずに殺すそうでございます。

《御垂示》不思議ですね。やっぱり二つあるというのは理由があるんでしょうね。いずれ、必要ならば分かるでしょうが、大して必要がありそうもないから、気にしないでも良いですね。それが別に悪いという訳じゃないんだからね。

《お伺い》今迄は障りがありましても、これからはお光を戴き心配は要りません訳で。

《御垂示》無論そうです。霊ですからね。

《お伺い》大体、一番大事な霊主体従れいしゅたいじゅうという事を考えていない人が多い様でございます。

《御垂示》そうですね。之を解るという事が良いですね。真理だからね。之さえ解って信じられれば、その人は根本が解ったんだからね。ところが、今の世界は体主霊従だから逆になっている訳ですね。

日や名前についてと霊視能力

《お伺い》ハワイの信者よりの質問でございますが、月並祭をさせて戴きますのに、向うは月の日より曜日で決めるそうでございますが、お許しを戴けますもので。

《御垂示》良いですよ。

《お伺い》土曜日でもよろしゅうございましょうか。

《御垂示》結構ですよ。土曜日が一番良いでしょう。

《お伺い》金曜日はそういう事には使いません様でございますが。

《御垂示》キリストの受難日だからね。十三日の金曜日だからね。

《お伺い》週が四つありますが、第一土曜日という様に決めなくても。

《御垂示》決めなくても良いが、第一の方が良いです。何でも早い方が良いです。早い方が基本になりますからね。それで私は、この集りを一日にした。それから数から言うと、割切れる数――偶数ですね。これが陽になる。だから奇数偶数の事柄によって合わせるという事も良いんですね。どっちかというと、大抵は割切れる方の数が良いですね。姓名なんか、つまり両方が良いとしてあるんですがね。両方混ぜるのが良いとしてある。字画の数がね。ところが、先に私が研究する時分に、偶数ばかり四つ並んだ名前で、非常に出世している人がありました。これも余り当にはならないですね。言霊ことたまは確かにありますね。苗字も名前もア行になると、どうしてもその人は孤独性になります。広がらないですね。私は、それだけは直してますがね。ア行というのは天の行ですからね。「オカダアサコ」とか、それはきっといけないですね。

《お伺い》T.タケコという名前が悪いと行者に言われ、キヨコと変えましたが、精神病の様な状態でございます。どちらがよろしいでしょうか。

《御垂示》T「タケ」はいけないですね。まだ「キヨ」の方が良いですね。けれども「キヨ」よりも「ミヨ」と言った方が良いですね。Tというのは非常に強いですね。「キヨ」で呼び慣れたら良いでしょう。名前としてはそう悪くないです。

《お伺い》天国のさまが見えるそうで、オーケストラが聞こえたり綺麗な人が踊っているとか申します。

《御垂示》それ丈では別に精神病じゃないですね。そういう人はよくありますよ。霊憑りですね。霊視能力というんですね。そう心配する事はないですよ。生まれつき霊視能力のある人がありますがね。

《お伺い》家に問題が。

《御垂示》それは其家に罪がある訳ですね。罪という事は、医者にかかって医者にお任せするという訳ですね。まあ医者にかかって医者を信用するという事が不幸の原因なんです。そうされるという事は罪があるからです。助けるという力がない訳ですね。機会がない訳です。

骨を折ったら

《お伺い》足の骨を斜めに折り、石膏を塗ってしまいましたが、御浄霊戴き完全に治して戴きましたが、その場合に骨が斜めに。

《御垂示》斜めでも何んでもないですよ。御浄霊だけで結構つきますよ。ただ、下手に骨接ぎやっては――しかし結局元通りになったんですね。

《お伺い》ひじ副木そえぎをしてつけました所が、骨が曲がってついた様で飛び出ておりました。

《御垂示》そんな事をしたからです。副木なんかしたからです。

《お伺い》肱の場合にもそのままで。

《御垂示》そうです。脱臼した時でもそのままで良いです。

《お伺い》そっとして置きましたら。

《御垂示》そうですね。そっとして置けば良い。

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