御論文

天国の福音

長命の秘訣 (天国の福音 昭和二十二年二月五日)

 その方法とは何か、それは極端な粗食をするのである。そうする事によって、栄養機能は猛烈な活動力を起さなければ必要な栄養分が摂れない事になる。自然それは小児の機能の如き活動力が再発生する訳である。言い換えれば機能を先ず若返らせるのである。   
天国の福音

栄養学 (天国の福音 昭和二十二年二月五日)

れを処理すべき人体機能の研究を等閑に付している。元来人体内の凡ゆる機能の活動は今日の学理を以てしても到底解き得ない程の化学者であって、凡ゆる食物から必要栄養素を自由自在に生産し、変化せしむるのである。
天国の福音

伝染病と黴菌 (天国の福音 昭和二十二年二月五日)

私は伝染の名を誘発と唱へるべきが本当と思う。本療法は濁血者を浄血者たらしむるのであるから、本療法が普及するに従い伝染病は漸次減少する事は必定である。
天国の福音

医学は科学か (天国の福音 昭和二十二年二月五日)

薬の効く時間ではなくて、チブスなり肺炎なり黴菌に侵かされると、自然にそれに抵抗する力が湧き上って、それ等の毒素を薄めて遂にそれを克服し、組織を復旧するのに要する時間なのであるから、百年前も今も変りはないのである
天国の福音

種痘は如何にすべきや(天国の福音 昭和二十二年二月五日)

然し乍ら本療法に依(よ)る時然毒は自然的減少の結果よりも数倍の速度を以て消滅するのみか、天然痘に罹患するも普通一週間位にて治癒す
天国の福音

三毒 (天国の福音 昭和二十二年二月五日)

三毒の区別を知る方法がある。それは固結部を指頭で圧診する場合、然毒は無痛、尿毒は軽痛、薬毒は強痛であるから、熟練によって見分ける事はそうまで困難ではないのである。
天国の福音

薬毒 (天国の福音 昭和二十二年二月五日)

  右の理によって人類から薬剤を取去ったとしたら、病気なるものは漸次消滅すべきは断じて疑いない所である。
天国の福音

結核の経路 (天国の福音 昭和二十二年二月五日)

茲で注意すべきは、解熱剤使用は最初は或程度効果を奏するも、之を持続する時は漸次反動作用を起し、執拗な高熱が持続し、如何なる解熱法も奏効せぬようになるものである。凡て薬物持続は中毒的反動作用を起し、逆効果となるのである
天国の福音

結核と精神作用 (天国の福音 昭和二十二年二月五日)

既に説いた如く、現代医学が結核増加の役割をしているという事は、真実とは思えない程の悲劇である。然るに精神的方面に於ても拍車的役割を演じつつある事に注意を払わなければならない
天国の福音

結核は絶対に伝染しない (天国の福音 昭和二十二年二月五日)

私の発見によれば結核は決して感染する憂えはないのである。元来結核菌なるものは伝染ではなく自然発生のものである。それは如何なる訳かというと曩(さき)に病原として説いた毒素の固結が体内に残存し、時日を経るに従い腐敗する。腐敗せるものに微生物が自然発生するのは万物共通の事実である。
天国の福音

結核問題 [※その2](天国の福音 昭和二十二年二月五日)

近来医学の進歩によって結核の早期発見と唱え、種々の機械的診断法を行い断定するのである。そうして夫等(それら)の機械的診断法が、医家は固より社会一般に如何に信じられているかは周知の事実である。然るにその診断方法が実は誤謬の因となり、結核増加の役目をしているというのであるから問題は大きいのである。
天国の福音

結核問題 [※その1](天国の福音 昭和二十二年二月五日)

政府及び 専門家の結核防止の対策それ自体が結核を増加するという逆効果となりつつあるからである。忌憚(きたん)なくいえば医学が結核蔓延の主動的役割を遂行しつつありという事である。
天国の福音

病気の真因 (天国の福音 昭和二十二年二月五日)

 凡そ人間が此世に生を享(う)くるや、遺伝黴毒(ばいどく)や最初に述べた天然痘毒素を主なるものとして、種々の毒素を保有している事は前項に述べた通りである。そうして之等の毒素の支障によって健康が完全に保持出来得ないから、生理的に体外に排泄せらるべ く、絶えず自然浄化作用が行われるよう造られているのが人体である
天国の福音

人口増加率逓減の問題 (天国の福音 昭和二十二年二月五日)

病気とは祝福すべきもの、喜ぶべきものであって、全く神が人間に与えた最大なる恩恵であり、又自然の生理作用でもあるというのである。故に病気によって人間の健康は保持され寿齢は延長される
天国の福音

各国に於ける人口動態 (天国の福音 昭和二十二年二月五日)

人口増加率低下という事実は、最早各国とも一の例外のない一大鉄則となってしまった事を知るであろう。そうしてこれが対策として今日迄各国に於て行われつつある処のものは、結婚年令の引下げ避妊及び堕胎の防止等である然し乍らそれ等は末梢的方法で幾分の効果はあるであろうが、到底大勢を阻止する事は不可能であろう。一切は原因があって結果があるのであるから、此問題と雖も其原因を除去する以外、根本的方策のない
天国の福音

人口問題 (天国の福音 昭和二十二年二月五日)

右の如く統計は洵に冷やかであるが、之はどうしようもない現実である。然し私の推計によれば、右の統計よりも危機は一層早く来ると思うのである。何となれば人口増加率減少の根本原因としては現代医学の進歩による以上、此誤謬に目覚めない限り危機の増大は当然の結果であるからである。
天国の福音

『天国の福音』序文 ( 昭和二十二年二月五日)

私の創成した医術によって、何千年間閉されていた神秘の扉は茲に開かれたのである。私は惟(おも)う、神は人間の健康をして本然の姿に立還らしむべく、斯かる大事業の遂行を私に委ね給うたのではなかろうかと!
世界救世教早わかり

救世主 (世界救世教早わかり 昭和二十五年十一月二十日)※再掲

救世主とは何か、いう迄もなく文字通り世を救うべき大使命を負って生れたる大聖者であって、事実は歴史有って以来、未だ顕現したる事のないのは勿論である。之に就て私自身の偽らざる告白を、赤裸々に露呈し、現在私が行いつゝある聖業に就て書いてみようと思うのである。
世界救世教早わかり

道理に従う (世界救世教早わかり 昭和二十五年十一月二十日)

故に道理は神であると言ってもいい。道理に従うと言う事は神に従う事である。人たるもの如何なる事があっても、道理を重んじ道理に従い道理に外れてはならないのである。
世界救世教早わかり

自然農法 (世界救世教早わかり 昭和二十五年十一月二十日)

だから早く目を醒まして、之からは余計な事をしないで、土をウンと奇麗にして作ってみなさい。今の倍や三倍はお茶ノコサイサイだよ。又虫が湧いたといゝ、ヤレ消毒薬などといって変な粉をブン撒の馬鹿野郎はあるまい」と土はホザクんだから
世界救世教早わかり

人は健康の器 (世界救世教早わかり 昭和二十五年十一月二十日)

文化が進歩したと言い乍ら、到る処不幸が充ち満ちている。それらの原因である内面的欠陥、それを吾々は神様から、徹底的に知らされたのである。神様は一日も早く、一人でも多くの人に知らせ、目を醒(さま)させ、本当に幸福になる社会を作れという御思召である
世界救世教早わかり

天地創造記 (世界救世教早わかり昭和二十五年十一月二十日)*再掲

地球の出来た頃からの事をかいてみるが、抑々(ソモソモ)造物主という得体の知れない不思議な親方が、宇宙の中間に頑張っていたらしい。そこでどういう積りか知れないが、其親方は日月星辰や、地球なんていう妙な物を拵(コシラ)えたんだ。それで最初の内は、地球も出来立てのホヤホヤであったから、泥海のようにブヨブヨしていたんだ。
世界救世教早わかり

人間 (世界救世教早わかり 昭和二十五年十一月二十日)

一体、人間というものは、何の為に何の必要あって、誰が此世の中に生れさせたものであろうか、少し物を考える人なら、此事が一番先に、頭に浮んで来なければならない
世界救世教早わかり

本教の誕生 (世界救世教早わかり 昭和二十五年十一月二十日)

主神の御目的は真善美完き理想世界を造るにあるので、それには凡べての条件が具備しなければならないので、神は其時を待たれ給うたのである。其時とは即ち現在であってみれば、人類は此事を先づ認識しなければならないと共に、自己自身の精神革命こそ喫緊事である。
世界救世教早わかり

『世界救世教早わかり』 はしがき ( 昭和二十五年十一月二十日)

此小著は、まだ本教を知らない人の為に、手引としてかいたものであるから之を読んだだけでも、本教の片鱗に触れ、概念だけは得られると思う。何しろ本教は今迄の宗教とは余程異っており、既成宗教観念では一寸判り難いと共に其点に本教の大いなる意味を見出すのである
アメリカを救う

結論『アメリカを救う』昭和28年1月1日 ※御教え

人間は健康で、休みなく働けるよう神が造られたものであって、これこそ不滅の心理である。それだのに病気に罹り人間の役目が果せないとしたら、それは何処かに不合理な点があるに違いないからで、その点を発見し、それを矯正する事によってのみ治る
お蔭話

痔『アメリカを救う』昭和28年1月1日 ※御教えとお陰話

この病気の原因は勿論薬毒であるが、その固結箇所が後頭部及び股間鼠蹊部が主で、その他全身的にある毒血が、浄化によって溶け、肛門部から出ようとする。それが脱肛、痔核、出血、痛み、痒み等の症状である。只痔瘻は一寸違う
アメリカを救う

脱腸『アメリカを救う』昭和28年1月1日 ※御教えとお陰話

これは小児に多いが、希には老人にもある。原因は腹部に遺伝薬毒が固まったもので、それが腸を圧迫する為下垂するので、これを治すには本教浄霊なら簡単だが、現代医学では、内部の毒素を除去する方法がないから、手術による外はあるまい
お蔭話

腎臓炎乃至腎臓病『アメリカを救う』昭和28年1月1日 ※お陰話

悪性腎臓病を全治させて戴いて      岩手県   A.T (33)  昨年(昭和二十六年)のお正月釜石に参りました時、顔がむくみまして腎臓病と名前を付けられました。それで二月まで病院通いを致しておりましたが、食事も美味しくほんのちょっと顔...
アメリカを救う

腎臓炎乃至腎臓病『アメリカを救う』昭和28年1月1日 ※御教え

腎臓という機能は、尿の処理機関であるのは誰も知っているが、この病気は初め薬毒が背面腎臓部に溜り固結するので、これが腎臓を圧迫し完全に尿の処理が出来なくなる。即ち萎縮腎である。
アメリカを救う

慢性気管支炎『アメリカを救う』昭和28年1月1日 ※御教えとお陰話

これは体内のどこかに、薬毒の固結があって、それが少しずつ溶けて出ようとする場合、割合固いため、頻繁(ひんぱん)に強い咳をしなければならないのが原因である。何よりも痰さえ出れば楽になるのはそういう訳である。
お蔭話

 喘息 『アメリカを救う』昭和28年1月1日 ※御教えとお陰話

これは薬毒が肺の外郭附近に固結したものが浄化されて肺へ進入する場合、肺から相当間隔のある為と痰が濃厚の為と、肺膜が厚い為とで容易でないので、肺の方から吸引し様と呼吸を大きく強くする。これが喘息であって、発作も又強い咳もその為である。
お蔭話

動脈硬化及び高血圧症『アメリカを救う』昭和28年1月1日※御蔭話(2)

高血圧及び動脈硬化症は中風に間接的に関係があるから、中風についての三例を挿入する事とした。
お蔭話

動脈硬化及び高血圧症『アメリカを救う』昭和28年1月1日 ※御蔭話(1)

神様は自由無碍のお働きをなされる事等を話され、「それが悪いと人間で決める事も出来ないので、ある事柄を決定づけてやる事は危険である」と話され、「それは神様に御願いし、もし許されるなら御守護戴くし、間違っていれば御守護は無いと思いますから、人間としてこれでよいと思った時はとにかく御願いして御浄霊を続けてみる事です」と申されました
アメリカを救う

動脈硬化及び高血圧症『アメリカを救う』昭和28年1月1日発行

動脈硬化と高血圧の原因は、二者似て非なるものであるから、別々に説明してみる
お蔭話

小児麻痺(3)『アメリカを救う』昭和28年1月1日発行 ※御蔭話

口も早くなりましてどんな事でも言えるようになりました。以前は睡眠時間もほんの少しでありましたのがただ今では十時間位の睡眠をとるようになり、食事もうんと戴くようになり、その間子供ではありますがよくよだれなど出しいつも下から下り物が出ています
お蔭話

小児麻痺(2)『アメリカを救う』昭和28年1月1日発行 ※御蔭話

病気地獄の一家が今では全く天国一家で御座います。まことに有難う御座いました。
アメリカを救う

「小児麻痺」 『アメリカを救う』昭和28年1月1日発行 ※御教え

この病気は霊的と体的とがあるが、米国に多い小児麻痺は殆ど体的のようである。今それを詳しくかいてみるが、生まれ乍らにして歩行困難な症状は、言う迄もなく親からの遺伝薬毒と、産まれてから入れた薬毒が、足の何れかの局部に固結する為であるから、よく診査してみると必ず固結があり、圧すと痛むから直ぐ分る
お蔭話

慢性頭痛持 『アメリカを救う』昭和28年1月1日発行 ※御教えと御蔭話

現代人は薬を無闇に入れる事と、頭脳を使用する事が多い為、頭部を中心にその附近に固結した毒素が、浄化によって発熱と共に溶解し出ようとして、神戟を刺激する為である。というように痛みは治る作用であるから、薬さえ廃めて辛抱すれば、長くは掛るが漸次的に治る
アメリカを救う

「心臓病」(『アメリカを救う』 昭和28年1月1日発行)

心臓病といえば、大抵は瓣膜症の事をいうが、この原因は薬毒が心臓の周囲に固まり圧迫する為、脈拍不正、心悸昂進、呼吸困難となるのであって、この強烈なのが狭心症である。