《お伺い》 未入信の夫（56才）五月初旬より両足の甲が非常に腫れましたので、医診を受けました処、血圧が高いと申しましたのみで、注射と飲薬をやりましたが何の効果もなく、無痛でありましたのでそのままにしておりました。六月中旬になり、右足の膝下が痛み始め「ツト」に小さい「しこり」ができ、七月初旬に至り、今度は左足が痛み出し、八月になり、右と同様の「しこり」ができましたので、民間療法を受けましたが立てなくなり、医師より注射三本して貰いました処、心臓が悪化し、その手当十日間程で、一応小康を得ましたが、前記の箇所は治らず、右足の方は卵大になっております。八月下旬より御浄霊頂きました処、排尿も相当量になりましたが、今もって腰より下が痛んで立てません。腹部及び腎臓部は固く、足部裏筋が吊り、左足及び右の膝下から甲にかけて「むくみ」があります。九月九日からは毎日正午頃より夜の八時頃迄発熱致します。七、八年前三回程痔病をやり、塗り薬と「川ヒル」にて治した事があります。霊的方面には、兄が「リウマチ」か神経痛かで五、六年間病み、三年前死亡、また脚気にて死亡した者もあります。主人は御神書を非常によく拝読致しております。家は両養子を迎え戦病死しております。いかなる関係で御座いましょうか。
《御垂示》
これは霊的じゃありませんよ。これは、最初両足が腫れたと言うのは、薬毒です。上から垂れて来た薬毒ですね。それから、血圧が高い――注射と飲薬、これも悪いけれど、こう言う人は――重い薬は下に下がるし、また人によっては、下がり易い人もあります。こう言う人は、薬が下に下がるんですね。しこり――それは固まりですね。足部裏筋が吊り――固まっている。固まって、筋を押している訳ですね。発熱――これは結構ですね。痔病の時の薬ですね。塗り薬が皮膚から浸み込んで、下に垂れていく。これは霊的じゃありません。これも浄霊すれば段々治りますがね。しかし相当固まっているから、長くかかりますね。別に心配も何もありません。ただ、気長にやれば、少しずつ少しずつ良くなっていきます。
＊重い薬は下に下がる 御教え集３号 昭和26年10月25日③
