自然

天国の福音

本療法の原理、自然力(天国の福音 昭和二十二年二月五日)

人間個有の神秘力とは何ぞやという事と、その神秘力が病患へ対していかに作用し、その能力を発揮し得るかという説明であるが、唯物教育に忸(な)れたる現代人にはいささか難解の点があるかも知れない。しかしながら真理である以上、再三熟読玩味するにおいて、豁然(かつぜん)として必ず目覚めるであろう。
第十篇「神示の健康法」

健康の真理 (自観叢書十 昭和二十五年四月二十日)

健康を説くに当って第一に心得るべき事は、健康の真諦は自然順応であり、自然尊重である事である。それに就て先づ考ふべき事は、造物主即ち神が人間を造られた御目的は何であるかといふ事である。吾等の解釈によれば、それは真善美の完き世界を造る事である。といっても斯んな途方もない説は容易に受入れ難いであらう。
文明の創造

『文明の創造』科学篇 「自然を尊重せよ」 ( 昭和二十七年)

医学特に結核患者に対しては、安静を最も重要とされてゐるが、之は前にも述べた如く大変な間違ひである。ではどうするのが一番いいかといふと、何よりも自然である。自然とは自分の身体を拘束する事なく、無理のないやう気儘(きまま)にする事である