*蛇/結婚/副守護神/白龍(御垂示録5号  昭和26年12月8日⑨)

《お伺い》暖かくなると蛇が出るそうで、その家の猫と喧嘩して、飼っている猫なので勝たせたいと思い、蛇にDDTをかけました処、それからは一度も見た事がないそうです。

《御垂示》それは蛇が面倒臭いから、姿を見せない様にしょうと言う訳になっちゃったんですね。

問題のある結婚でも本人同士が承知の上であれば

《お伺い》血統の悪い――天刑病――そう言うのを知っていて、結婚問題とか世話するのは、悪い事ですが。

《御垂示》承知で貰えば構わない――本人同志がね。それを隠してやると言うのは悪いですね。あとで知れたら怨みますよ。人を欺まして、その怨みが恐いですよ。

昔の人の年齢

《お伺い》『旧約聖書』を見ますと、昔の古い人の年が600、800となっておりますが、日月の運行が違うので御座いましょうか。

《御垂示》いや、そんな事はない。

《お伺い》ノアの洪水は、ノアが600歳の時と。

《御垂示》それは嘘ですね。『旧約聖書』ね――あれは、実に荒唐無稽なものです。しかし、全然嘘ではないですよ。実に素晴らしいものがありますよ。しかし色々な――一種の、あの時代のお筆先みたいなもので――奇々妙々な、暗示的なもので、あれをそのまま信じてはいけません。

 武内宿弥たけのうちのすくねは340何歳で、これは本当です。

《お伺い》天津教にあります。

《御垂示》あれは、どうも未だはっきり分からないが、私は別に知る必要もないからそのままにしてますが、建物の大きいのが――間口400間、奥行500間とね。あの時代にあんな大きなのができるはずはない。

 天鳥舟あまのとりふねのみこと尊と言うのがありますね。何処の国に行ったとか――あの時代に、飛行機みたいな、そんな事がある訳がない。何かの寓意かも知れないですね。いずれ、神様に聞こうと思っているがね。全然嘘でもないですがね。と言うのは、日本の高い山には、皆んな相当大きな建物があった。富士山でも、昔兄の花咲爺姫このはなさくやひめの御殿があった。越中の立山――大雄山おおおやまですね。そこに立派な御殿があった。今も土台があると言うんです。その時代は非常に洪水があるので、高い所高い所となったんですね。そう言う事を大袈裟に書いたんですね。アフリカと言うのは、あの時分にひでりだったので、何処かから御神体を持って来て、アメフリ神社と言うのを詰めてアフ神社となった。

副守護神と副霊は同じ

《お伺い》『御垂示録』に、副守護神と副霊は違う様にありましたが。

《御垂示》同じです。そんな事は言いませんよ。同じですよ。

白龍

《お伺い》十八歳の娘で御座いますが、白ナマズで、十三歳の時横腹に白いアザができ、十日間で上半身が真白になり、衣服を着て見えない所は真白で、後頭部も白く、十一月上旬に、浄霊していると、ゲップが出、霊的と思い審神さにわ致しますと、白龍がでてきて動作によって解りました事は、三十年前の罪で白龍になった。途中二、三回は生まれ変わったが、罪の為に現在こうなっている。お救い頂くべく、因縁によって憑った。ほこらを作り祀っております。来年一杯に治ると言う事を言っておりますが。そんなに短期間に治るもので御座いましょうか。

《御垂示》そう言う龍神が――今の話の様な事はあり得べき事ですよ。それは嘘じゃないだろうが、何時治ると言う事は――はっきりした事は、龍神にも分かりませんよ。いずれは治りますがね。時ですね――それはちょっと分かりません。

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