*結婚は思うように、明主様の呼び名 御垂示録2号 昭和二十六年九月八日③

結婚は思うように

《お伺い》芸術家に志している若い娘ですが、婚期が来て勧めるのですが、嫁ぐと芸術に精進する事ができないと言うので、聞きません。こう言う場合は如何致しましたら宜敷いでしょうか。

《御垂示》その人の思う通りで良いです。それが一番良い。それが幸福なんです。家の為とか、何とか言って――極端でもいけないけどね――常識があるけれども。どっちでも大した影響はないと言う時は、好きな様にして良い。処が、親は――女は結婚して家庭を作ると言う考えばかりで、無暗(むやみ)に奨めるが、大体は結婚すべきだが、女によっては結婚してはいけないのと、結婚のできるのとあるんです。その見別けがつかないし、そう言う女があると言う事すら知らないんですからね。全て、年頃になると、犬か猫を交尾させる様な考えですからね。特に龍女なんかは駄目です。結婚の話が出ると、きっと病気になるとか、向こうが死ぬとか――よくありますが、反って不幸な事を作る事になる。

一般の方は明主様を何とお呼びすればよいか?

《お伺い》明主様を知らない一般大衆の場合に、明主様の御名を申し上げる時は何と申したらよろしいでしょうか。

《御垂示》明主様で良い。

《お伺い》一回や二回ではのみ込めない場合がありますので。

《御垂示》一回でのみ込めますよ。ただ、以前に大先生と言われた時分に、頭にこびりついた人は少しはあるが――明主様で良いですね。岡田先生では変だしね。岡田先生と言うのは世間では沢山いるからね。

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