文明の創造 『文明の創造』科学篇 「結核と精神面 」( 昭和二十七年) 結核に就(つい)て、割合関心を持たれてゐないものに精神面がある。処が事実之程重要なものはない。誰も知る如く一度結核の宣告を受けるや、如何なる者でも精神的に一大衝撃を受け、前途の希望を失ひ、世の中が真暗になって了(しま)ふ。言はば執行日を定めない死刑の宣告を受けたやうなものである、 2020.03.02 2023.10.30 文明の創造
文明の創造 『文明の創造』科学篇「肺患と薬毒」 ( 昭和二十七年) 三期結核は薬毒病と言ってもいい位で、斯ういう患者を私はよく治療したが、その目的は薬毒を除るだけである。何よりも薬毒が減るに従って、漸次恢復するに見て明らかである。但し此の薬物を除る方法こそ私の発見した浄霊法である。 2020.02.05 2023.10.30 文明の創造
文明の創造 『文明の創造』科学篇 「肺炎と結核」(昭和二十七年) 抑々肺炎と結核という病気の初因は、勿論感冒からである。というのは前項に述べた如く、折角感冒という浄化作用が発生するや、医療は極力停止させようとして、種々の手段を行う。之も既に述べた通りである 2020.02.03 2021.06.13 文明の創造