光 社会悪は環境か否か(光10号 昭和24年5月25日) 社会革命の理念とする他動的罪悪感は社会組織を破壊せんが為の目的から罪を自己に帰せずして社会組織に振向けるという理論によって民衆を踊らせるのであるから、人間はこの意味をよく認識し、従来の過誤を清算し新たなる出発をなすべきである。 2024.10.04 2024.10.10 光
光 社会悪の根源(光9号昭和24年5月14日) 社会悪絶滅の方法は別に困難ではない、ただ唯物主義思想を打破する事――それだけである、しからばその方法は何か、言うまでもなく唯心主義教育である、即ち神を認める事である、霊を、霊界の存在を信ずる事である、それが宗教本来の貴重なる使命であ 2024.10.02 2024.10.10 光
光 愚かなる者よ!汝の名は悪人なり (光7号昭和24年4月30日) 信仰上から考えても打算的からいっても割に合はないばかりか、罪悪が暴露するまでの期間常に戦々兢々として枕を高くして寝る事は出来ないのであるから悪事不正をやる人間位愚かな者はない訳である 2024.09.27 2024.10.02 光
栄光 悪は何故暴露するか (栄光136号昭和26年12月26) 悪は人には知れなく共、自分だけは知っているのだから、この点が問題である。何故かというとどんな事でも、人間の肚にあるものは何でも彼んでも、手に取るように分る或恐ろしい処がある。其恐ろしい処とは一体何処どこかというと、之が霊界にあって現界でいえば検察庁のような処で、所謂閻魔いわゆるえんまの庁である 2024.04.27 2024.05.01 栄光
栄光 無神迷信(栄光134号 昭和26年12月12日) 人の眼は誤魔化し得ても、神の眼は誤魔化し得ないという只其一点だけを、彼等の肚はらの底へ叩き込む事である。 2024.04.07 2024.04.10 栄光
第十二篇「自観説話集」 善人よ強くなれ (自観叢書第十二篇 自観説話集 昭和25年1月30日) まず善人が団結し連盟を作るのである。名称は悪徳排除連盟とでも言ったらよかろう。こういう案を私は提唱するのだが、之こそ社会改善に対する最も有効手段と思うからである。 2024.03.23 2024.03.27 第十二篇「自観説話集」
栄光 悪人は病人なり(栄光 百三十一号 昭和二十六年十一月二十一日) 此標題を見たら、誰しも首を捻るであろう。何故なれば、悪人でも、健康そうに見える者も沢山あるからで、寧ろ悪人の方がそういう人間が多い位だ。然し之は表面から見るからで、内容即ち霊の方は立派な病人なのである。というのはいつもいう通り、悪人というものは悪霊が憑依して、本守護神を押込め、正守護神を蹴ッ飛ばして、早くいえば其人の霊の大部分を占領して了い、悪霊自身が主人公になり済まし勝手気儘に振舞うからである 2021.01.06 2021.03.19 栄光
信仰雑話 悪の追放 (信仰雑話 昭和二十四年一月二十五日) 総ゆる問題も、成功不成功も善悪の量に因る事で、此意味に於て為政者も、教育者も、知識人も、世を挙げて悪を減滅する事に専念すべきで、それ以外に良法のない事を私は断言して憚らないのである。 2020.12.16 2021.01.08 信仰雑話
文明の創造 『文明の創造』総篇 悪の発生と病 (文創 昭和二十七年) 前項の如く悪の九分九厘に対して、善の一厘が現はれ、絶対神力を揮って既成文化を是正すると共に、新文化を打ち樹てる。早くいえば掌を反えすのである。之が今後に於ける神の経綸の骨子であって、其破天荒的企図は想像に絶するといってよかろう。 2019.12.08 2020.11.26 文明の創造大経綸
文明の創造 総篇 天国建設の順序と悪の追放( 文明の創造 昭和二十七年) 抑々、此世界を天国化するに就ては、一つの根本条件がある。それは何かといふと、現在大部分の人類が心中深く蔵(かく)されてゐる悪の追放である。それに就て不可解な事には、一般人の常識からいっても悪を不可とし、悪に触れる事を避けるのは勿論、倫理、道徳等を作って悪を戒め、教育も之を主眼としてをり、宗教に於ても善を勧め、悪を排斥してゐる 2019.11.23 2020.12.09 文明の創造