第五篇『自観随談』 アルプス紀行(自観叢書第五篇 自観随談 昭和24年8月30日) 上高地は千古斧鉞ふえつを入れざる大森林で、山気身に迫り、みた事もない木や草が繁っている状は全く人間界を遠く放れた別世界で、今にも白髪の仙人が忽然と現はれて来そうな気がする。 2024.05.08 2024.05.22 第五篇『自観随談』
第十篇「神示の健康法」 軽視出来ない事実 (自観叢書十 昭和二十五年四月二十日) 私が以前の著書に、日本の農民が菜食だからアレ丈の労働に堪える、もし肉食だとしたら、 直に参ってしまふと記した事がある。又、菜食者の長命である事は事実であって、彼の有名な英国の文豪ショウ翁は、今年九十三歳で、矍鑠(カクシャク)としてゐるのは彼が菜食の為である。又、禅僧の長命もそうである。十数年前百十二歳で死んだ禅僧、鳥栖越山師の如きは、死の直前まで矍鑠(カクシャク)としてゐた 2020.10.31 2020.11.10 第十篇「神示の健康法」