*日蓮上人/霊の救い/その他(御垂示録5号 昭和26年12月1日④) 

出産

《お伺い》ハワイの信者よりの質問で、知り合いの娘が初めてのお産で入院し、早く出る様にと、出口を切り、後で縫ったそうです。

《御垂示》お腹じゃないんですね。

《お伺い》出口だそうで御座います。

《御垂示》腟を切るんでしょう。日本でも、よくやりますよ。

霊を救うから浄霊はやったほうがよい

《お伺い》痛いと言うので、ガスをかけた処、全身硬直し丸太ん棒の様になり他の病院に移されましたが、注射も何もしてないそうです。祝詞、善言讃詞を奏げた処、硬直しておりますが、目から涙を流し、お母さんは丈夫ですよ、と言うと泣き、それから依然として硬直し、一カ月経ち、手足も曲った様なゆがんだ様であったのが、柔らかくなり、指も柔らかくなり、現在は、鼻から管を入れて流動物を入れている様で、それで息が繋がっているそうです。如何なもので御座いましょうか。

《御垂示》それは、霊憑りじゃないですよ。何か、おかしな事をしたんです。その為です。薬か、注射か神経の一番肝腎な所に疵つけたんですね。そうすると硬直しますからね。医学の被害者ですね。

《お伺い》続けない方が宜しゅう御座いましょうか。

《御垂示》霊は救うから結構ですよ。浄霊はやった方が良いですね。それでもね――病気とか何とか言うんじゃないから、絶望とは言えませんね。だけど、こっちでやったんじゃないから、はっきり見当つきませんがね。

大黒様

《お伺い》大黒様を彫るのに、古い家の大黒柱の大きいのを使ってよろしいでしょうか。古いので、御開眼頂くのは失礼では。

《御垂示》良いですよ――大黒柱はね。何んなに古くても良い。

家の方角

《お伺い》便所を戍亥いぬいの方角に張り出してより、家内が顔色悪くなり嘔吐、下痢、胸全体に大変な痛みを覚えましたが、御守護頂き楽になりましたが、便所との関係が御座いましょうか。

《御垂示》別に戍亥いぬいは差支えないですがね。うしとら以外は何処でも構わないです。

日蓮上人は救われたばかり

《お伺い》私も家内の先祖も鹿児島県で、神道です。仏壇の中にお迎えし、親類の位牌を最下段にしておりますが、神道と仏は中心から別ける様にとの御教え頂きましたが、最下段に仏をお祀りしてもよろしいでしょうか。

《御垂示》そうですね。この間言ったのは、神道と仏と別けて、真ん中に観音さんをお祀りするんでしょう。今の――上に神道を祀って、下に仏でしょう。変えるのは良いじゃないですか。

《お伺い》神道の御簾みすが下がった、大きなのと変えても。

《御垂示》仏壇はめて、全体をか――そいつはまずいです。あんまり仏を侮辱する。

《お伺い》もう一体御屏風様を頂き、別々に。

《御垂示》それもおかしいね。この間言った通りにしたら良い。

《お伺い》元は仏で四、五代前に強制的にされた神社神道で御座います。

《御垂示》強制的と好んでやったのは違いますからね。強制的にやったのなら、神道の方が下じゃないか。そうしたら、神道の方は止したって良い。仏の方だけにしなさい。強制的だったらして良い。先祖だって快くそこに行きません。

《お伺い》そこのお嬢さんが嫁に行き、戦争中に焼けて実家に帰り、浄化頂き亡くなりました。主人は東京のアパートで、日蓮宗で。

《御垂示》日蓮宗はまずいな。日蓮宗はそれ丈の――何がないんです。日蓮上人が救われたばかりなんだからね。日蓮上人は、自分を拝めと言う事は遠慮してできないんですよ。だから、日蓮上人の霊界と言うのは、極く低級なものが行っている。

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