東方の光

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人は神の子にしてまた罪の子なり (東方の光九号 昭和十一年一月一日)

凡ての物に表裏のある如く、人は神の子であって、また罪の子である
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『阿呆文学』 空々寂々 (東方の光六号 昭和十年六月)

或先生が例えば人間の肉体は此通り実在はしているようだが、真実は空なものであると言われたが、それは真理であろうか?
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日本医術に依る健康法の提唱(三) (東方の光七号 昭和十年八月十六日)

天地間、森羅万象凡ゆる物の生成化有は陰陽の理に外れるものはない。昼と夜、夏と冬、天と地、火と水、男と女という様な訳であって、食物にも又陰陽があるのである。
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日本式健康法の提唱(二) 食餌と栄養 (東方の光六号 昭和十年六月)

今日大いに発達せる如くに見ゆる、栄養学が其根本に於て、一大誤謬のあるということは、私は、断言して憚(はばか)らないのである
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日本式健康法の提唱(一) 一、日本人と白人との相違 (東方の光五号 昭和十年四月八 日)

元来私自身が、稀なる弱体者であったのが、現在稀なる健康者になっている。夫(それ)は今日の西洋式衛生の大誤謬を悟り、日本式衛生を独創実行したるが為であって、夫等の体験を基礎とし、観世音菩薩の霊告を真髄とした健康法を大成し、茲に日本式健康法の名に依って、社会に提唱しようとする
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全人類待望の炬光 大聖観音力の顕現 併而仏説の開扉 (東方の光三号 昭和十年二月二十三日)

古来仏誕の国、印度に於いて面白い伝説がある。正法千年、像法千年、末法千年であって、今日は正像の二千年が過ぎ、已に末法に入って六百年を経過してゐる訳である。