観音力

地上天国

薬師如来(地上天国13号 昭和25年2月20日)

仏法の存在する期間は夜の世界と私は常に言っている。したがって、その期間は火素より水素の方が多いから、毒素溶解の力が足りなかったので、固める方が有利であった。そこで毒素を固めるべく薬を服のめという訳で、彼の釈尊も薬草喩品ゆぼんという経文を説いたのである。しかし薬師如来は、物質の薬剤は良くないから、霊的薬剤によって病気治癒の御利益ごりやくを下された。ところがいよいよ昼の世界になりつつある現在、今度は毒素溶解排除手段をとられたのである。それが私の発揮しつつある観音力である。
第十二篇「自観説話集」

観音力とは何ぞや(自観叢書第十二篇 自観説話集 昭和25年1月30日)

男は陽、女は陰である事も、昔から誰も知っている処で、火水に分ければ、男は火で、女は水であり、火は経に燃え、水は緯に流れる。この経緯がいよいよ結ばるという時が来たのである。
大光明世界の建設

大光明世界の建設 「光の主」(病貧争絶無の世界を造る観音運動とは何? 昭和十年九月十五日)

凡ゆる病気を治し、貧乏を無くし、争いを無くする力、不幸と罪の原因を、はっきりさせて、その原因を取除く力、それは、光りの、力の浄化作用である。日月の光りが、一個の人間の肉体を通して、働きかけるという力とは、実に、空前の事象なのだ。
大光明世界の建設

大光明世界の建設 「観音力」(病貧争絶無の世界を造る観音運動とは何? 昭和十年九月十五日)

真の観音力を揮(ふる)うには、どうしても人間の現身(うつそみ)を、機関としなければならないのである。釈迦も基督も、阿弥陀も、一度は、肉身を以て救世の業をされたように。
教えの光

神力・金剛力・観音力、千手観音御頭の御顔『教えの光』(1.宗教、科学、哲学、芸術の問題 ) 昭和二十六年五月二十日

神仏は人間と違って親子夫婦など場合によりいろいろにかわる
御講話など

御講話 昭和10(1935)年12月21日 ※観音力、昼の宗教、唯物主義

人殺しだの詐欺だの、そういうことをなくすのは、観音運動をするよりしかたはない。そういうわけで、結局、観音運動を大いにして、一日も早く、一人でも多く救わなければならぬ
御講話など

御講話 昭和10(1935)年10月11日

すべてもこのお天気と同じことでどんなにでも自由になる。しかも昨日もお話したように、十年十月十日ということですが、ちょうど越したのが一日で、その十日目にお祭りするなど一日も違わず、ピタリピタリと行っている。これが絶対力で、ただそれほどの力が目に見えぬから判らぬ。力というと目にも見える顕著なもののように思うんですが、力があればあるほど目に見えない。