*頬骨の腫れ(御教え集4号 昭和26年11月8日⑨)

《お伺い》私は五十一歳で三男五女の母です。三十四歳の十月に、一カ月程腎盂炎を病んだ事があります。高熱が出ましたので、注射をしたり冷したり致しました。その後はずっと健康で過ごして参りましたが、時々肩の凝りはありました。処が二十五年五月の中頃に、右の頬骨が腫れて来ました。これは虫歯の為だと思いそのままにして置きました。家人が、捨てて置いてはいけないと言うので、痛みませんでしたが歯科医に診て貰い、注射をして抜き取りました。処が十月十日になっても、腫れも引かず、十月十二日にO大学病院に行って診察を受け、レントゲンを撮りました結果、骨腫かも知れないから手術してはどうかとの事でしたが、私は手術が嫌ですから、ついにそのまま二十六年の三月迄過ごして参りました。その間二回も神様に御願いする様に勧められましたが、ついウカウカと過し、四月二日に入信させて頂きました。その後お参りをと思っておりましたが、長女がお産をしますので、手伝の為浄霊が後れ、六月十九日から毎日、近くの信者の方に浄霊をお願いしております。御浄霊を頂くに従って、段々腫れがひどくなって、鼻柱より高く腫れ上がり、どうなる事かと心配しましたが、八月六日に熱の浄化を頂きました。十月の初めから食欲が減り、十月二十六日にまた発熱致し、その都度腎盂炎を病んだ所が痛みます。熱は二回共三十九度程ありました。三十日、明主様に御面会させて頂き、三十一日からまた浄化を頂きまして、目脂(めやに)はずっと出ておりましたが、五日には口と鼻から、少し血の固まりがでてきました。気分もずっと良くなり、食欲も出て参りました。支部には、月に一度位しかお参り致しておりません。なお、ひどく腫れております。御浄霊によってお救い頂けますもので御座いましょうか。

《御垂示》これは、捨てて置けば良いんだ。非常に良いんだがね。骨腫かも――骨が腫れるんですかね。鼻柱より高く――結構ですね。これは結構ですよ。どんなに腫れても良い。腫れる程良いんですからね。そのうちに赤くブヨブヨになって、血膿が出て、それで治って跡は何にもなりません。

《お伺い》本人も本日御礼に参っております。

《御垂示》結構です。もっと腫れると良い。もう長い事はない。もう少し経つと、小さい穴が開いて出ます。少し湿る様な事はないですか。決して心配はないから大丈夫です。もう直(じ)きですよ。それから腎盂炎の所が固めてあるから、少し痛みますが、腎盂炎なんて何でもないです。足は、歩くのに何ともないでしょう。それじゃ、腎盂炎も何でもないです。

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