管理人

御垂示録11号

御教え *美術品(御垂示録11号昭和27年7月1日①) 

支那陶器を褒める人は確かです。他の人は分からないんです。けれどもあれ程分かっていても青磁は分からないです。青磁というのは難しいです。日本に青磁の分かる人はないです。みんな意見が違います
対談

自観放談(『無限』3号 昭和24年6月15日) 

電波そのものは何かと考えれば判ってくる。空間にそのような現象が起こる…それは物理現象が起こる…それは物理現象から生じたものであるが、それを起こす本体は何か、これが霊界の作用さ。この作用が恐ろしく発展してきている。して見ると、必ずその本性を現わすに違いない。その現わす時、状態、作用といった点を、私は慎重に眺めているのだが、いよいよハッキリ判ったわけだ。
対談

ある政客との対談(光24号  昭和24年8月27日)  

私は今後の政党は左翼とか右翼とかいうように局限されたのはもう駄目だ。争いの為に肝腎ないい政治ができない。私はこう思う、保守も共産も社会主義も何々主義でも全部包含した、世界的輪郭の新しい政党ができなければならない。それが一体となって国民を指導する。だから私の宗教はどんな主義でも溶け込むようにしている。
栄光

薬屋さんには御気の毒(栄光165号 昭和27年7月16日) 

何しろ病気の原因は薬であるという事を唱えるのであるから、本教を憎むのも当然で、吾々も常にお気の毒とは思っている。しかし本教の建前は病無き世界を造るにある以上、其目的を達成する必要から、病の根本を明かにしなければならないので、つまり小の虫を殺して大の虫を助けるという訳である。
栄光

事故の原因(栄光165号 昭和27年7月16日) 

全く現代人はヤレ注射、ヤレ何の薬などといって、矢鱈に薬を用いたがる。又酒類にしても防腐剤や何や彼やと薬が入っているし、農作物にしても化学肥料や殺虫剤などを用いるから、それを吸収した作物は、長い間には相当量人体内に薬毒として溜るのである。右のように今日の人間は薬浸びたりといってもいい位である処へ、生活が益々複雑となるので、頭の使用も加重となるから、自然薬毒が頭に集中凝結する。それに対し不断に微弱な浄化作用が起るから、大抵な人は頭が熱く逆上的であり、頭重、頭痛が常に起り、ボーッとしたりする。というように今日の人間で、恐らく頭のスッキリしている人は、殆んどないといってよかろう。之が事故ばかりではない、近頃よく新聞に出ている殺傷沙汰なども其原因となる。
栄光

救世の警鐘(栄光165号 昭和27年7月16日)

凡ゆる病気の原因は薬であるという事は、私は常に唱えている処であるが、それを知らない一般は、病気に罹かかるや、薬で治るものと絶対信じており、良い薬さえ発見すれば治るものとして、各国の専門家は其研究に没頭し、新薬を発見しようとして懸命になっている。処が其様に薬剤万能時代である今日、私の説は薬で病気が治る処か、反って病気が作られるというのであるから驚く外はなかろうが、しかし之が真理である以上、先ず白紙になってこの文を読んで貰いたい
御教え集11号

御教え*メシヤ教/神様の経綸(御教え集11号 昭和27年6月25日②)

神様の経綸というものはいつも言う通り型かたで行くんです。こういった美術館が出来ると、之が段々広がって世界的に美術が盛んになる訳です。だから、もう現に大分美術思想が、なんだかんだ盛り上がって来ました。で、しかも外国との美術による交通です。日本の美術が――昨日の新聞にも、なんでもフランスに四十点か行く事になってますが、あっちの美術品もこっちに来る。それからアメリカで日本の美術の展覧会がある事になってます
御教え集11号

御教え*箱根美術館開館(御教え集11号昭和27年6月25日①)

の間、博物館長の浅野侯爵が来て見て、よくこんなに良いものを蒐あつめられた、と言って驚いてました。道具屋なんかも、あんまり良いものが多過ぎると言って――勿体無いと言ってましたが、しかしそのくらいでなくては値打ちがない
栄光

伝染病恐るるに足らず(栄光164号 昭和27年7月9日)

伝染病なるものは最も急速に行われる浄化作用であって、之程結構なものはないのである。というのは今日の人間は非常に血が濁っている。この原因はいつもいう通り無暗むやみに薬を体内に入れるからで、薬は元々毒であって、其毒が血液へ吸収されて濁血者となるのである。処が濁血者は虚弱で病気も発り易いから、ここに自然は其濁りを排除すべき浄化作用が発るので、人体は実によく出来ているのである。処が面白い事には其濁りを解消する作用として、黴菌という微生虫が発生して其仕事をする。即ち黴菌は其濁りの微粒子を喰いつつ繁殖するのであるからつまり濁血の不純物こそ黴菌の食物になる訳で、殖菌作用ではなく食毒作用である
栄光

美術館建設の意義(栄光164号 昭和27年7月9日)

日本本来の美の国、世界のパラダイスとしての実現を念願する以外、他意はないのであります。尚近き将来熱海にも京都にも、地上天国とそれに附随する美術館を作る計画であります
体験談Mr.Right

【体験談Mr.Right】№21 突然「三時!」の声

思えば昭和6年(1931年)6月15日、前夜から千葉県鋸山の日本寺に滞在していた明主様ご一行は、朝三時に起床し、提灯を手にして山頂に登り、登り来る朝日に向かって祝詞を奏上して「霊界の夜昼転換の啓示」を受けた大切な「天啓の日」ではなかったかという思いに至りました。
お蔭話

農耕者の迷信について(栄光163号  昭和27年7月2日)  お陰話「自然栽培3カ年の回顧」

今迄の人間の考え方は殆んど近視眼的で、深い処が分らないから、失敗の原因を作るのである。それが科学文明の通弊でもあるから、何よりも其点に気が付かねばならない。処が我自然農法の原理は、実際と游離したものではなく、実際と抱合っているのであるから、驚異的成果を得るのである。全く科学以上の科学といってもいいのである。
栄光

自然農法の驚異(栄光163号  昭和27年7月2日) 

現在国家の最大の悩みである主食問題が、肥料代も要らず、手数も省け、病虫害からも解放されるとしたら、恐らく之程素晴しい福音はないであろうから、一日も早く実行に移らん事を痛切に勧める次第である。言うまでもなく、当局者を始め農業に関係ある限りの諸君に云いたいのは、一切の既成観念から脱却し、断乎として、一日も早く我自然農法を採用されん事を、重ねて勧告する
地上天国

善の英雄と悪の英雄(地上天国37号昭和27年6月25日) 

それは神は何万年以前から已に充分準備されていたからであって、それが今や着々実現しつつあるのである。従って自分でいうのも可笑おかしいが、私という者は世界肇はじまって以来ない大英雄型と思って貰えばいいのである。
御教え集11号

御教え *一芸に達する(御教え集11号 昭和27年6月7日④) 

一芸に達した人は他の方もそうなる。譬えてみれば色んな何があるとしますが、一つ飛抜けて上の方に行きますと、他のものもそれについていくんです。結局は同じなんですからね。だから、武道の奥儀おうぎに達すれば、絵の方もそこに行っちゃうんです――少し経てばね。結局それによって魂を向上させれば良い訳ですね
御教え集11号

御教え *神界/献金(御教え集11号 昭和27年6月7日③) 

人間は、奥の奥――深いところ、神秘なところを分かりたいのは誰でもそうですが、それを分かろうと思うだけならいいが、ただ上っ面の所で――自分の小智小才をもって善悪を判断するというのが一番具合が悪いんですよ。それがまた、分かる様ならやはり神様と同じなんだから、分からないのが当り前で、ただ素直に時期を待つという態度でいるのが一番良いんですね。
御教え集11号

御教え *理外の理(御教え集11号 昭和27年6月7日②)

というのは理外の理の、最初の理と後の理が違うんです。今理外の理という最初の理は理じゃないんです。後の理が本当なんです。理というのは道理であり真理です。真理というのは理外の「理」の理ではないんです。ですから理外の「理」というのは真理じゃない。偽理ぎりですね。後の理の方が本当に効果的、実質的ですね。そうしてみると、今までの理屈とか道理とかいうのは、それは嘘だった。贋物だった。ですから、私の言う事は真理なんですが、真理でない偽理の方が一般的になっている為に真理が可笑しく取れる事がありますね
御教え集11号

御教え *私の話に裏表はない/警察/嘘と偽り (御教え集11号 昭和27年6月7日①) 

「嘘も方便」と言いますがね。ですから嘘は――結構じゃないが、それ程の罪にならないです。罪になるのは偽いつわりです。嘘と偽りは違うんですよ。嘘というのは、先が信ずるも信じないも勝手です。鼻の先であしらう――嘘言ってやがらあ、とね。偽りというのは嘘の具体的効果ですね。人に嘘を言うのはそれ程でもない。場合に依っては嘘を言っても良いんです。ですから嘘というのは空虚なものですね。ですから口偏に虚からと書きますね。偽りというのは中に実体が入っているんですね。
体験談Mr.Right

【体験談Mr.Right】№20「五十年 結んで開く 梅の花」

挟んだ向かいに明主様のお姿を感じるということも不思議でなりません。しかも、夢の中でのやり取りは、言葉ではなくて想念と言うかテレパシーのように、意思疎通がされていたことも不思議でなりません。
御教え集11号

御教え*大乗と小乗/理外の理(御教え集11号 昭和27年6月6日①)

理外の理という後の理は本当のものなんです。先の――理外の「理」ですね。そっちが間違っている。で、世の中の道理というのは、殆ど間違いが多いんです。そこで間違った理屈の他の理屈という事になります。ところが、間違った理屈の他の理屈という事は、間違っていないんです。そうすると理外の理という言葉はないんです。理内りないの理ですね。そこをよく考えなければならない。だから例えてみれば医学ですね。医学というものは科学だという事を言ってますが、私は科学ではないと言うんです。浄霊が本当の科学です。結果からみて浄霊の方が効くからね。それから浄霊の方なら、どんな深くでも説明が出来ますからね
御教え集11号

御教え *医学が病気を作っている根本/美術(御教え集11号 昭和27年6月5日②)

有名な虚堂きどうという人のがある。観音さんの絵を私は持ってますが、これは実に上手いです。これは字より上手いくらいです。あまり習ったとは思えないですね。やはり字が上手い――上手いという事は、それだけ行が積んで魂が偉くなっているから、そういう人のは字を書いても絵を画いても同じにいくんですね
御教え集11号

御教え*序文/美術館の居心地/精神を転換させると頭が良くなる(御教え集11号 昭和27年6月5日①)

覚者になると良い智慧が出るんですね。それから偉い坊さんなんかは大智と言いますが、大きな智慧ですね。そういう様な智慧という事は、頭が良くなければならない。頭を良くするには、今言う精神を転換させるんですね。そうすると頭は非常に良くなる。それを今言った訳です。
対談

自観大先生との対談「現当利益の宗教  理想は世界の永久平和」(光号外 昭和24年5月30日)

人間にはみんな欲望があるのだ。その欲望を満たすことができればよいのである。誰だって欲望を満たしたいために金を持って行って物を買おうと思うのである。もし金を持って行っても、物をくれなかったら大変なことである。現当利益というのはこのことにも当てはまる。信仰しても御利益のない宗教なら無意味に等しい、そんな宗教なら信仰しない方がよい
対談

ある日の対談(光8号 昭和24年5月8日) 

それははっきり判っている、どういう訳も何もない、人心を善導するような力は最早日本の既成宗教にはないので、それを知っているからだと思う
栄光

私の考え方(栄光162号昭和27年6月25日) 

私は仕事に固着する事を嫌い、それからそれへと転換して行く、そうすると気持もよく、面白く仕事が出来るから頭脳の働きもいいのである。とはいうものの其人の境遇によってはそうもゆかないから、右の理をよく弁わきまえて、臨機応変に行やってゆけば、余程有利であるという事を教えた迄である。
栄光

赤痢流行に就いて(栄光162号昭和27年6月25日)

之も私は以前から説いている如く霊界に於ては夜の世界から、昼の世界に転換するにつれて段々明るくなり、火素も増えるから、浄化は益々旺盛となる。其表われが今年の如く今迄にない赤痢流行となったのであって、まだまだ斯んな生易しい事では済まされないから、覚悟しなくてはならない。
お蔭話

唯物医学と心霊医学 (栄光161号昭和27年6月18日) お陰話「お位牌様も家族の一員」

従って現代医学は一日も早く革命されなければ、如何に多くの人間が不幸に陥るか、多言を要しないのである
対談

ある日の対話(光7号 昭和24年4月30日)

「最近○○連合会大会の席上、本教が話題に上り、本教の急激な発展は現当利益が著しいからだという事に帰し、何故に利益が顕著であるかを調査する事に一決した
対談

唯物主義者との問答(光5号 昭和24年4月18日)

奨める人は顕著な効果を認 めたからである、その為に人に奨める気にもなる、そうでなければ、人の生命に関 はる程の問題を人に奨める筈がないではないか
栄光

現代医学に対する哲学的考察(栄光161号昭和27年6月18日)

二十世紀の今日之が出現したのであるから大問題である。それは言わずと知れた我メシヤ教の生誕であって、今いう幸運の鍵は確実に本教は握っているのである。従って本教が世界に拡がるに従い、病人は漸次減少し、其結果人間の寿齢は百歳以上になるのは当然である
栄光

結核半減記念祝いについて(栄光161号昭和27年6月18日)

本教浄霊は、保有しているだけの毒素を溶かして排泄させるのであるから、真の健康者となるから、之程素晴しい福音はないであろう。従って当局も医家も之を知ったなら、私情や私利を度外し、一日も早く吾々の仕事に参加すべきで、之こそ最も賢明であり、医学者否文化人としての真のあり方であろう
体験談Mr.Right

 【体験談Mr.Right】№19「明主様のお出ましです。」の声!

突然、明主様のお出ましですという夢を見たのは、どんな意味があってのことなのか。何故、明主様は、床の間の前にお座りになって、お言葉をかけてくださらなかったのか。いろいろと考えましたが、分かりません
御垂示録10号

御教え *盲乳/跡継ぎ/稲荷/変形爪/苔庭/救世観音(御垂示録10号 昭和27年6月1日③)

処が仏教というのは逆なんです。体主霊従たいしゅれいじゅうだからね。そこで夜の場合は反対にする。即ち、入って左に塔を建て、右に金堂を建てたんです。仏教の方は逆なんだからね。卐まんじだって、仏教はこういう卍です。本当の卐はこういうナチス式の卐が本当です。それが根本なんです。それが本当なんだが、仏教の時代にはそれではいけないんです。本来観音様はお釈迦さんより位が上なんです。けれども仏ほとけの時代にはお釈迦さんが上になる。例えていえば、天皇陛下を生んだ人は天皇陛下より上になりそうなものだが、やっぱり天皇陛下の方が上です。
御垂示録10号

御教え *薬毒/稲荷/頭の毒/浄霊の急所/霊憑り(御垂示録10号 昭和27年6月1日②)

浄霊は一番は尾骶骨びていこつですね。それから股ももの外側――此処に固まりがあります。それでいいです。本元ほんもとは、足は凡て尾骶骨にあるんだから、此処を浄霊する事です。それから足が重かったり、動きが悪いのは股の外側ですね。此処が固いものです。固いのは足のあがきが悪くて、動きが取れない。それから凡て足の工合の悪い時は此処尾骶骨を浄霊する。それで大体足は治るものです。
御垂示録10号

御教え*箱根美術館/銀座に美術館/「東洋美術協会」(御垂示録10号 昭和27年6月1日①)

大体非常に浮かぶんですね。忽たちまちパッとそこに出るんです。だから、いずれ造る光明殿――あれも目に見える様に写ってしょうがないです。あれは白亜の十字形になって、何段にも角かどがあるんです。真っ白でね。これも世界にないですね。
御教え集10号

御教え*浄霊の仕方/癌/小児麻痺(御教え集10号 昭和27年5月17日①)

よく、一生懸命にやるという事を言いますがね。御蔭話なんかにも書いてありますが、一生懸命にやるとどうしても力が入る。だからそこを間違えない様にしなければならないですね。一生懸命にならない方が良く治る。一生懸命になると人間の力の方が多くなるから、神様の力の方が薄くなる。治してあげたいというのは結構ですが、治すのに一生懸命になるというのは、いけないんです。だから、全然一生懸命にならないで、極く軽い気持ちというよりか――軽い気持ちというとかえって徹底しないので――まあ、どうでも良い、ええい面倒臭いと、そういう気持ちが良いんです
御教え集10号

御教え*癌に自然野菜/浄霊の仕方(御教え集10号 昭和27年5月16日②)

野菜の食べ方の少ないという事は、つまり原因は肥料ですね。これが、非常に原因するんですよ。外国は化学肥料が多いですから、野菜が不味まずいですから、どうしても肉を余計食う事になるんですね。だから、野菜を美味くするのは無肥料でなければならない。無肥料はこの点にも非常に効果がありますね。
未発表

私と映画(未発表『私物語』昭和27年執筆)

私の映画の好きな事は、信者はよく知っているが、何しろ今でも隔日には必ず観る事にしている。そこで私が映画に親しむようになった最初からの経路をかいてみる
未発表

無信仰時代Ⅱ(未発表『私物語』昭和27年執筆)

以上の事を今日考えてみると、神は私の使命に対し、そういう事業に手を出してはいけないとして、止められた事はよく分るのである。
未発表

無信仰時代Ⅰ(未発表『私物語』昭和27年執筆)

 この時の私も全然無信仰で、唯物主義のカンカンでありながら、丸で信仰者のような考え方なんだから、表面は無信仰でも、肚の底はすでに信仰者になっていた訳である。