世界人類

御垂示録3号

*世界人たれ(御垂示録3号 昭和26年10月8日①)

愛国精神と言うが、愛世界精神なら良いですがね。
信仰雑話

結論 『信仰雑話』( 昭和二十三年九月五日)

、原始時代から今日に到るまでの文化の進歩の跡を見る時、素晴しい発達は今更言う迄もないが、甚だ不可解に思う事は、人間の幸福がそれに伴わない事である。文化の進歩と人間の幸福が伴はないという事に対し、何か重大なる欠陥のある事に気付かなければならない。即ち唯物的文化に対し、唯心的文化の進歩の跡が見られない事で、所謂跛行的文化でしかないのである。
御事績

《東方の光 下巻》 海外布教(1)『アメリカを救う』

世界の文明の中の緯(よこ)の文明、物質文明の代表としてはアメリカで、精神文明の代表者としては日本で、要するに緯の文明の親玉がアメリカで、経(たて)の文明の親玉が日本で、この経と緯を結んで本当の文明が生まれるのだ。そうするとアメリカと日本の文明を結ぶという事が一番肝心な事です
日々雑感

[日々雑感] 知の巨人「ジャック・アタリ」氏の利他主義に感激!

ヨーロッパの知性と言われているジャック・アタリさんが番組に出られると言うので、是非お話が聞きたいと思い録画して見た
栄光

世界人たれ(栄光124号 昭和26年10月3日)

終戦直後或軍人上りの人が私の処へ来て、憤懣に堪えない面持で『今度の降伏はどう考えても分らない、実に怪しからん』と言って、憤慨しながら話かけるのだが、私の方はサッパリ気が乗らないので、彼は呆れたらしく曰く『先生は日本人ですか』と質くから、即座に『私は日本人じゃない』と答えると、彼はギョッとして、震え乍ら『では何処の国の人間ですか』と質き返えすので、私は言ってやった。『つまり世界人なんですよ』
御垂示録4号

*一番大きい事は世界人類を助けると言う事 御垂示録4号 昭和26年11月1日

小乗でスースーいくのは危ぶないんです。大乗と言うと――何うかと言うと、仮にこの人を助けると言う場合に、人間の力は限度があるから、両方助ける事が出来ない。較べてみて、どつちが大きいか考える。一番大きい事は世界人類を助けると言う事です。それで良くなれば、決して間違いはない。