岡田茂吉 地上天国22号  教えの光  昭和二十六年三月二十五日 | 岡田茂吉を学ぶ

地上天国22号  教えの光  昭和二十六年三月二十五日

       【お伺】「桃の実」と「梅の実」とは霊的にどの様な関係に御座いましようか。

       御垂示謹んで御願い申し上げます。

   【御垂示】梅の実は、花が五弁であるから五行、即ち木火土金水の意味でもあり、又

   松竹梅の一つで、芽出度い意味でもある。又兄の花といつて、百花の中一番先に咲く

   ので、始めであり、春、即ち天国の始めでもある。故に散花結実とは、梅の事をいう

   のである。大本教の御筆先の最初に『三千世界、一度に開く梅の花』という事があ

   る。兎に角その花が散つて実るのであるから、非常に神秘なものであるが、何れもつ

   と詳しくかくつもりである。

     桃の実は、之も仲々神秘があるもので、昔からの言い伝えに、西王母の園に三千年

   目に一つ成るという桃の実で非常に尊いものとなされている。その桃の実の力によつ

   て、結構な世の中が出来るというのである。謡曲の西王母には、桃の実を君に献上す

   るとあるが、此君とは伊邪諾伊邪冊の神様の事である。又桃太郎も此事で鬼ケ島征伐

   とは、邪神を退治する事で、宝物とは龍宮の乙姫様の持つていた宝である。又、古事

   記にある黄泉比良坂の戦の時、神軍が危ういので、伊邪諾尊が、桃の実を下されたの

   で、それを投げつけたため、魔軍は敗退したとなつている。之ももつと詳しくかきた

   いが、余り長くなるから後に譲るとする。

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