御教え*顎が外れる/御書体/落款/観音様のお軸(御垂示録9号 昭和27年5月1日⑤)

顎が外れる

《お伺い》顎が外れる病気の原因は何でございましょうか。

《御垂示》いや、外れ易いんですよ。癖になるんでね。しかし訳なく入りますよ。

《お伺い》御浄霊で。

《御垂示》浄霊しないで――歯医者なんか上手ですね。誰かに覚えさせて、そうして浄霊するんです。そうすると外れなくなります。

《お伺い》十何年外れる癖がありましたのが、御浄霊で外れなくなりました。

《御垂示》そうなんです。だから入れておいて、あとを浄霊すれば良くなります。

明主様の光明如来様

《お伺い》四国で、道具屋さんが肺病になり、有名な伺い者に聞いたところが、この世に二つとない神様を押し込んでいるとの事に探してみますと、大阪から軸物を買って来たが、それを開けたとたんに楽になりました。それが明主様の光明如来様でございました。一寸ちょっと開けて見たところが素晴しい字で、五万円というので、これはぐに七万、八万になるからと思い買ったそうです。それで、それを掛けておきますと病気が三日か四日で治り、近所で御参りが多いそうで御座います。

《御垂示》面白いですね。だからこの間も読みましたが――新聞に出しますが――私の書いたものに対する注意ですね。粗末にすると必ずお気づけがあるという事を、今度の新聞に出します。

《お伺い》未信者に配ります時には。

《御垂示》それは構いません。未信者は粗末にしても構いません。それは、何んだ彼んだ言うと、そんなおっかないものなら俺は止よそうと言う事になりますからね。また知らない人は神様はお許しがあります。解ってからは、ちゃんとその点はお咎めがあります。

御守りの落款

《お伺い》以前のよこの御守様はお額に致しまして、階下によろしいでしょうか。

《御垂示》構いません。御神体じゃないからね。御神体丈はいけないですがね。

《お伺い》経の御守様を上のを戴きました場合に、前のは。

《御垂示》仕舞っておけば良い。

《お伺い》お額にする事は。

《御垂示》いけないです。何故ならば私の署名が――落款らっかんが入ってないでしょう。だからいけないです。前のは落款が入っているから良いです。目的が違うからね。

お姿の観音様

《お伺い》お姿の観音様を戴かれていた人で、私にお預りしてくれと言って他界致しました。少し染が入っておりますが、如何致しましたらよろしいでしょうか。

《御垂示》それは私の方に寄附して下さい。私が貰っておきます。私が欲しいんですよ。で、絵のは――あれはもう拝んではいけないんです。やっぱり今の文字でなければね。

千手観音様

《お伺い》千手観音様の御参りは、朝は天津祝詞、夜は善言讃詞でよろしいので御座いましょうか。

《御垂示》良いですよ。

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