岡田茂吉 霊視日記(九) 五三中教会  茨木よし子『地上天国』53号、昭和28(1953)年10月25日発行 | 岡田茂吉を学ぶ

霊視日記(九) 五三中教会  茨木よし子『地上天国』53号、昭和28(1953)年10月25日発行

○月○日 ○○村に布教に行き、某氏の家の千手観音様の御軸の前にて善言讃詞を奏上いたしていますと、白髪のお婆さんがお参りの様が目に映りました。暫くして某氏が俄(ニワ)かに御屏風観音様をお祀りいたしたき旨を話されまして、○○○さんが掛屏風観音様をお渡しになりますと、某氏の前には先程のお婆さんが恭しく坐られ某氏と共に受取られる姿が目に映りました。

○月○日 御屏風観音様を初めてお祭りされるので、某氏の家の仏壇を拝しますと、長らく御守護されておられた阿弥陀如来様のお軸が真中に掛けてありました。何気なく礼拝いたしますと阿弥陀如来様が何だか落着かざる様子にて右手町指を二本差出されるのが目に映りました。これはどういう意味かと思って落着かざるままに考えていました。丁度その時に背後におられたその家の娘さんが、今日仏壇を掃除しました時、お軸が二枚古くからあったのと新しいのと二重に掛けてあることに気づきましたと話されました。ああ右手で二本指を出されたことは二枚重ねて掛けてあることを知らせて下さったのだなと思われました。そこで早速一枚をはずされますと、お光がさんさんと輝き阿弥陀如来様は御満足そうな御様子の様に拝されました。

○月○日 二十歳位のよく肥った娘さんにして精神異常の方が母親につれられ、お浄霊に来られました。初めに○○○さんがお浄霊をしておられましたが、そこにおられた新しい信者さんに、「まあ手を翳して御覧」と云われ二人の信者さんが、代る代る翳していましたが、後での感想はとても手がだるく、十人も二十人もの人に浄霊する様だと申されていました。私はその様子をじっと霊視していますと、この娘さんの周囲には数限りない人で一ぱいであり、逆立をしている人、頭上に上る人、くんず組合って居られました。中には色々様々の鳥、動物、野狐の霊が沢山見えて来ました。一家揃って信仰されますれば、きっと救われなさるであろうと思われました。

○月○日 浄化中の信者さんが、支部の御神前で浄霊をいただいていますと、紋付姿の頭髪は角刈にした老年の男の方が、その方の前に坐られ御浄霊をいただいておられる姿が見えて来ました。そしてその方の前には明主様のお写真が見えて来、お写真からは白光がさんさんと放射され、その方の方に光は真直に行った様に見えました。これは早く明主様のお写真をお迎えして欲しいのかしらと思いまして、そのことをお話いたしました。本人も常々気にかけ望んでおられた矢先でありましたので、お迎えされることにきまった様でした。

○月○日 今日は先日の○○氏が明主様の御写真を受取りに支部に来られました。すると、やはり先日の紋付姿の老年の方が恭しくその方の前にて受取られる様が見えました。ああやっぱり先祖さんは御写真が早くお迎えして欲しかったのだなと思われました。後で写真帳を見ましたら、この方の父親らしく見えました。

〇月○日 午後四時過、信者の○○さんの家の御屏風観音様の初めてのお祭りにお参りいたしました。長年の願いがかない本日やっとお迎えなさることにて○○さんはとても満足そうに見受けられました。仏壇の中には開祖○○さんのお像が三つお祀りしてありました。その方に今日までの御守護のお礼を○○さんが申されますと、真中のお像に憑依きれていました○○さんが「そうかいそうかい、それ本当かい」と云っていらっしゃるかどうかは存じませんけれども、首を長くつき出し、うなづき答えていられる様な様が見えて来ました。その恰好なり様子を見ている私も真似が出来そうになって来ました。次に○○○さんが、挨拶されますと沢山の人々が集って来られそこに黒と紅塗の舟が用意されてある様で皆々それに乗るのに大騒動の様に見うけられました。仏壇に御屏風観音様を祭られお参りがはじまりますと海面より太陽が立昇り薄緑色塗の二そうの舟が静々と走っている様が目に映り、小高い岸には沢山の人々が二列横隊になって並び、その様子を見ている様でありました。間もなく舟は岸へと近づき沢山の櫓や櫂が見え出して来ました。人々に手伝われ岸へと上って来る様が見え、次にはお観音様の前に沢山の人々が集って来られる様が見えて来ました。そして一段と高い所には神々様がお集りのようでありました。神々の集りのところは光が光々と攻射されていまして足下一面は真白のように見えました。

○月○日 午後五時過、信者さんの家の例祭にお参りいたしたく思っていました。今日の日課を終えまして、学校を出ましたのが五時過でした。やっとのことで間に合いました。御神前にお参りいたしますと御神体の前の三方から強烈な白光が孜射されているのが目に映り、一体この御光はどこから放射されているのかしらと思って御神体を見、三方を見していますと三方からは光が私達の方まで放射されて来ました。あわててお参りいたし、どうしたことであろうと思っていました。不思議な感に打たれながらお参りが終りますと初めに○○氏がお守様を拝受されました。最初参拝しました時の三方のあたりの光はお守様の光であったことがこの時に初めてわかりました。御神前はちょっと薄暗くて三方の上の半紙の上にお守様がのせてありました事を知らなかったのでありました。○○さんがお守様を拝受されます時には○○さんの傍では紋付姿の若い男の方がお守様を恭しく受取られるさまが目に映りました。お守様を渡される○○○さんの背後には再々霊視出来ます女神が見えて来ました。常に聞く祖霊さんの働きや、主神の命を受けられた神々様の御協力下さるそのさまは御伽噺に出て来ます場面のようで恍惚として我を忘れる感じがいたし、本教のお守様は人間を通じて神々様が尊い宝物の魂を我々如き人間に下さるように思われ唯々有難くて感謝するばかりでその心境は到底筆にては表わせません。   以上
 明主様つつしんで御報告申し上げます。

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