霊視日記(13) 五三中教会  茨木よし子 『栄光』243号、昭和29(1954)年1月13日発行  ※昭和28年11月10日 京都劇場

十一月十日 早朝より京都劇場へかけつけてみますと信者さんが数名お見えになっていました。遠方からお越しになられた方々のように見受けられました。整理員の方に案内されて明主様御面会場の席につきました。ステージの上には明主様のお出ましになられる御座所が設定されてあり、今日はどんな御用をさせていただける事かと嬉しくてたまらなく、どきうつ胸を鎮めつつ霊視をさせて頂きました。御座所のあたりには白いお召し物の女神がお子さんをお連れになり出て来られる様、野を越え坂を越えて集い来る数限りない霊界の人々が目に映り、芒が沢山生えている野原には大きな石碑が見えて来、そのあたりより古代の神と思われる方が沢山の家来らしき方々を連れて駈けつけて来られる様が見えて来ました。場面は変り美しい色とりどりの大菊が場内を埋めて見えて来、上空にはメシヤ観音様がお出ましになられ、二條の金光が拝されて来る。地面には白く光る、なだらかな滝が目に映り、綺麗な岩に流れ落ちて、しぶきは飛び散る。そのあたりには小菊が咲いて風流な場面でありました。いつの間にやら場内は霊界人で一ぱいでありました。明主様のお出ましになられる御座所から五、六尺位離れた周囲には八匹の虎が同間隔をあけて明主様お出ましの御座所の方へ向い何か建物を見つめているような姿が見えて来ました。あたりは大菊の展覧会場のようなところでした。場面は変り、美しい夜明けの海面が現われ、太陽のさし昇る様は見事なものでありました。光はだんだん強烈に輝き出し、かもめのような大鳥が何十羽も水面を立ち舞う情景は絵のようでありました。次には上空にメシヤ観音様のお姿を拝し、そのお姿からは金光が幾筋にも放射され、その光の端にはそれぞれお姿の変った観音様が拝され、とても神々しい光景でありました。下の万一面は天より白綿が垂れ流されたる如くに見えます。烏帽子を冠られた男神達、コバルト色の上衣に緋の下袴をお召しになった女神が子供さんを連れてお出ましになられ、白いお召し物の女神方、紫色のお召し物の神様が特に目立って目に映り、色様々のお姿の神々様がお出ましになられ、お立ちの神様、お坐りの神様方、それぞれお召し物のお裾さばきをなさりお待兼ねのように見えました。いよいよ大草管長さんが挨拶されますと先程の八匹の虎が再び同じ姿にて現われました。次には紅白の饅頭が、私達の方にまかれるように沢山見えてきました。松井先生の先達にて明主様お出ましと申されますと、さっと金龍に乗ってお出ましになられる神様が拝されますと同時に明主様がさっとお出ましになられました。(その神様は白衣をお召しになっていて一見仙人の様でありました)明主様のお出ましになられる御座所の向って右側にずらりとお並びになっていた神々様や仙人達は俄かにお出ましになられたといったような恰好にて明主様のお出ましになられる道はなく、大勢の神々様のずらりとお並びになっていらっしゃる頭上を金龍にお乗りになった神様明主様がお通りになられますと、そのお光にてか、グラグラと将棋倒しのようにばたばたとお倒れになってしまわれるところが見えて来ました。明主様が御座所にお着きになられますと強烈な白光がまばゆく放射されたかと思うと、明主様の御前には御簾がさらさらとさがってしまいました。御簾には二個の赤いリリヤンのような一尺位の長さの房がついていました。暫く明主様を御簾越しに拝しました。次々に御教え下さる明主様の演台の前には十二単衣の金欄のお召し物の大柄の女神が拝されました。「明主の大神業着々と進行する」と金光まはゆい文字が拝されました。
 次に地中より大勢の霊界人が群がり出て、皆々お光に浴している情景が見えて来ました。明主様の御背後にはメシヤ観音様が拝されメシヤ観音様はまばたきをなされていました。白光は次第に強烈に放射されて場内は丁度マグネシウムの光のようにまばゆく照らし出されました。ぎっしり集る霊界人の数は現界の御面会の信者さんの数とは比べものにならない位な数であります。救われた方々でありましょうか丁寧にお礼をされています。その中で、やもりのようなものが一番目立って目に映ったかと思うとお光をさんさんと浴し、人間となってしまう様が見えて来ました。次に地獄の亡者がウジャウジャして又々地中より出て来る様が見えこれらの上に「この恵み、この光、さんさんとあふれる如く地上を浄めたもう明主様」と文字が書けて来ます。次には稔る稲穂、黄金の波、大豆のいなき、それはそれは見事な所が見えて来ました。明主様の御話し下さるお言葉が白光となり強く放射されますので、沢山集う霊界人の中には頭が浄化するのでありましょうか、苦しそうにしている人々も沢山目に映りました。次には素晴しく大きな洋館建の殿堂の建築や足場が見えて来ました。次には明主様のお出ましになっていらっしゃるやや前方の下の辺りには金、銀、プラチナ、赤色、いろいろ様々な金属で模様のちりばめてある大きな立派な車が見えて来ます。(桃太郎が鬼カ島から帰って来た時の絵で見るような恰好の車)明主様の向って左側のずっと向うには立派な漆塗の御殿が見え、御殿より見馴れぬ服装の二人が並び出て来る(緑赤黄色の長着物)御殿の幕は茶色でありました。次には場面が変り沢山建ち並ぶビルディング、素晴しき大都市が見えて来ました。次には庵が見え、なだらかな小高いお庭のような風情に富むところ、そこには大菊が植えてあり、小菊の懸崖もよく手入れされ、お庭には飛石が敷かれ、恰好の良い岩には緑の、のきしょうぷが生えている、とても閑寂なおもむきの情景が見えました。又黄金の稲穂、稔る大豆の風景が見えて来ます。次には綺麗な砂石がぎっしり敷かれ、緑の松に紅葉が見えて来る。砂石の上には紅葉が一面に散って花模様のように見える。あちらにもこちらにも人々の打遊んでいる幾群かが見えて来ます。次には目も覚めんばかりの色彩の豊かな花畑が絵本でもくられるように次から次から見えて来ました。今度は種々様々の病める者の一群が現われ、明主様のお光に浴し、忽ちいやされてしまう情景が目に映りました。次には設計図が現われ、青地に白の線が込み入って見え、赤のアラビヤ数字が小さく記入されてありました。パッと雲の中に浮き出る絵で見る天国の湖水のようなものが見えて来る。水はコバルト色で冴え、銀河はぎらぎら光って見えます。明主様の御前には伏しおがむ人々が縦列に並び、ぎっしりつまって見えて来る。会場内の周囲の壁際には黒龍がぎっしりつくばりまるで鯰が岸にて浮き上りウヨウヨパクパク口をあけ息をしているような恰好に見えました。最後には、あんじゅさんがバタバタとかけつけて来、脚袢甲掛、手負いすげ笠をぬぎ、やっとのことでまにあい、お光に浴して嬉しそうな様が見えて来ました。中にはその場でぱったり倒れてしまう人も見うけられました。(以上)
 明主様謹んで御報告申し上げます。

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