岡田茂吉 霊視日記(十)  五三中教会 茨木よし子 『地上天国』54号、昭和28(1953)年11月25日発行 | 岡田茂吉を学ぶ

霊視日記(十)  五三中教会 茨木よし子 『地上天国』54号、昭和28(1953)年11月25日発行

 六月二十一日 某信者さんの家の光明如来様の御奉斎にお参りさせて頂きました。支部にて某氏が支部長さんより御神体を拝受されます時には、某氏の前には某氏によく似た老年の男の方が羽織袴の姿にて恭しく拝受されている様が見えて来ました。後で聞きますと某氏のお父さんらしいとのことでした。御仏壇にお参りいたしますと、先程某氏と共に拝受されたお方が早くも家の仏壇の中から出て来られ挨拶されています。とても嬉しそうな顔の様に見うけられました。大勢の祖霊さん方も見えて来ました。壁の完備された床の間には、二羽の丹頂鶴が目に映り、長い嘴にて何か拾っている様でした。時々片脚をかがめたり嘴を上げて小首を傾げたりしている様でした。支部長さんが恭しく御神体をおかけになりますと、それはそれはお優しいお姿にて光弥如来様がさっとお出ましになられましたのが拝されました。白い冠が一瞬にして黄金色の冠に変って拝されお召物は純白の綿の様に拝され、白光がまばゆくさんさんと放射される光景は素晴しく綺麗に拝されました。間もなく御祭が始まり天津祝詞を奏上いたしますと、御神前のずっと手前には美しい緑したたる松が見えて来、その松の辺から直径二尺位もあるかと思われる光の玉が金色に輝き白金に輝きながら浮き出て見え、その光の玉からは強烈な白金色や黄金色の光が遥か雲のかなたに放射され、その辺を丹頂鶴が立ち舞って金色に輝いて見えました。光の玉の辺から神様がお出ましになって来られました。場面は一変して御神前には明主様の御姿が拝されて来ました。すると御神前の向って左例のずっと手前の辺で大きな模造紙がさらさらと巻紙の様に巻かれ、その巻き終りから一尺位離れたあたりから筆にて「大光明如来様、今日の日をお待ちしていました。明日から一生懸命働かせていただきます。誠に誠に有難うございます。昭和二十八年六月二十一日午後二時云々。○○家先祖代表……」この外にまだ沢山書かれた様でしたが書きとれませんでした。その紙をさらさらと巻かれた方は御神体を拝受された時に出られた方の様に見受けました。御仏壇のあたりからは沢山の人がぞろぞろ出て来てお参りの様に見えました。

○月○日 某氏の家の御屏風観音様のお祭にお参りさせていただきましてお勤めも無事に終りお話をしていますと、仏壇がぐらぐら動き今にも落ちてしまいそうになる様が霊視出来ましてこれはどうしたことかと家の方にお話しすれば仏壇の下の引出の中に御讃歌が入れてあることに気がつき、早速それを取り除かれますと仏壇は安置され静かな様になりました。

○月○日 今日は日曜日であり、中教会の例祭に久し振りに参拝きせて戴きました。会長先生のお話の中に位牌の位置についての明主様からの御教えを賜わり、帰宅後早速並べ替えをさせぺいただきました。さぞ祖霊さんも苦しみであったであろうと御仏壇を霊視いやしますと、あれあれ正しい位置に安置したはずの位牌が、がたがた揺れて大騒動にして倒れてしまう様が見えて来ます。はっと気が付き元の位置になおしました。暫くしてこればどうしたことかと心を落着けて瞑目していますと、祖霊さんにおことわりをしておかなかったことに気がつき、その様にして位置を替えますとすっかり安置された様でした。身魂磨きということを今更の如く感じ日常の小さいことと思うことにもよく注意せねば申訳ないと深く感じさせられました。

六月二十九日 午後五時過ぎ学校を終えて支部にお参りいたしました。一時間程前に、ふと頸部に○○が憑って来たのか少々苦痛を感じつつ、そのままにして御参りしますと、先程より苦痛が加わり随分苦しくなりだしました。参拝終りその部屋を出ますとちょっと苦痛も柔らぎました。「今日は神龍の御額をおかけしためです」と聞かされ「そうでしたか」と再び部屋に行って拝しますと立派なお額がかけられていました。お光は強く感じましたが、別に変った事はない様だと思い、じっと霊視をいたしますと俄かに龍神が現われお額より二間も離れている私の方に強烈なお光を放射したかと思われますと、私の頸部ががたがた霊動しだし、ふと頭上を見ますと○○がお光に吹きとばされそうに私の背後でふらふらしているような様が見えて来、間もなくすっと離れてしまいいました。

六月三十日 今月も又会議をしていますと頸部に威圧を感じ重苦しくなって来ました。御浄霊をしながらどうにか勤め、急いで支部にお参りいたし御神前で御浄霊をいただいていますと「神龍」のお額から又々龍神が現われ、私の方をぎゅっと見つめる姿が見えると同時に私の身体が反対側に傾く程に、龍神の目、口のあたりから白光が放射され、じりじりと右半身に感じました。すると左半身が馬鹿に重いなとよく霊視いたしますと、又○○がくっついていて私の頸の蔭にかくれている様にしてねばっている様が見えました。心の中で明主様をお念じしながら御浄霊をいただいていますと、十分程も過ぎた頃さっと軽くなって全身が元に立ちなおり離脱した様でした。身心共に清々いたし、危いところを救ってもらいました。御神筆のお働きはこれまでにも再々知らされていましたが、昨日今日にかけまして尊い経験をいただきました。

六月三十日 自宅にて家族揃って夜のお祈りをしていますと、中央にテーブルを囲み明主様がお出ましになられ、丁度本部の御面会の時の様な様にして、そのテーブルより一間余離れて一段下にてテーブルをかこみ墨染の衣に金色に輝く袈裟を掛けた僧侶が十人程立ったり坐ったりして居られましたが、暫くしますと一斉に坐られ下を向き明主様のお言葉を一生懸命に脇目もふらずに書きとめておられるようなところが見えて来ました。この僧侶達と入代って白い服装の神様方か、神様の家来と思われる様なお方が同じく十数人テーブルを囲まれ一生懸命で何かお事き取りになっている様な様が見えて来ました。後の方の時には一段と明るい処であった様でした。

○月○日 今日は日躍日にて久し振りに支部長さんと氏神様に参拝いたしました。祝詞を奏上いたしていますと、ここの祭神はお留守の様で妻神様らしき方が子供さんをだかれてお出ましになられ、「大神様のお許しによりただ今現世にて働いています。どうか宜しくたのみます」と筆にて半紙にお書きになられ、暫く私達の方に丁寧にお礼をしていらっしゃる様でありました。場面が一変して妻神様らしき方は、子供さんを背負われ、マントのようなものを着せて、傘をさして出て来られる様が見えて来ました。雨降りのようでありました。

○月○日 支部の御神前にて十数名の信者さん達と夜のお祈りをしていますと、十字架に磔にされた男の人が今にも落ちそうにしている様が見えて来、その下には無数の黒籠が口あけ待ちおる様が見えて来ました。次に不動明王が焔の中に立たれ峻厳なお顔にて、右手には刀を持たれ、今にも奮闘されそうなお姿が見えて来ました。大光明如来様の御前には沢山の人が黒山の様に参集の様、紋付姿の方々が坐っておられる中に支部長さんが見えて来る。どこからか大きな蟹がはって来て支部長さんの顔の前にさっと現われ支部長さんの顔が見えなくなりました。そしてその蟹は大きな目玉をむき出し、じっとあたりを見つめている様が見えて来ました。大光明如来様がお出ましになられ帳面の様なものをめくられ筆にて何かお記しになられる様が拝されました。御讃歌(メシヤ)を奏上致していますと大勢の百姓達が現われ荒地を開墾したり、笹を束ね背負ったり皆々共同で働いている様が見えて来「神惟霊幸倍座世、神惟霊幸倍座世」と文字が見えて来ました。次にはあちらでもこちらでも無数に枕を並べて寝ている様、枕元にはお盆に薬瓶が置いてあるのもありました。次は場面が変り石の鳥居が見え、そのずっと奥に茅葺の神社が見えて来ました。御神前では明主様が御書体をお書きなされていらっしゃるところが拝されました。明主様の御写真を拝しますと薄暗いところから白い服装に烏帽子を冠られた神々様が大勢出て来られ明主様におすがりなされている様が見えました。次に御論文「最後の審判」を拝聴致していますと、黒山の様に人々の参集の所が見えて来、その中の一カ所がさっと照らし出され黄金色にて大きく十字が二回描き出されますと、大きな大きなお化の様な馬に乗ってかけつける人が見えて来、馬は大へん荒んで尾をぴんぴん左右に振うていました。黒い着物の沢山の人の中に白い着物の人がだんだん見えて来る。白い蟹の親指の様な恰好をした、はさむ物にて丁寧にはさんでは(黒い着物)つまみ出されますと、それが忽ち白い着物と化し、明るい所に救われて行く様が見えて来ました。次には蓮台にお乗りになった仏像がいくつもいくつも見えて来ました。

○月○日 夜本部参拝の途中東海道線車中にて○○宗教の教祖○○○○と同じ車に乗合わせました。各駅停車ごとに数十人の信者が出迎えしていました。停車中窓口より顔を出し信者に向い熱弁にて教義をとかれていました。教祖の背後には大きな○○○によく似た○が見張っています。信者の背後には皆々同種の眷族共が聴き耳を立てている様が見えて来ました。時々○○も見えて来ました。教祖の右側には白い服装の女神らしき方が立たれ微々たる白光も放射されていました。間もなく発車致しますと熱狂の如く列車についてプラットホームを走り、見送られる信者達の様を見ていますと、先程の○共が(映画等で見る○の群の様に)物凄い速力で走っている様が見えて来ました。こうした光景を霊視致しますと本教の有難味がしみじみと感じられます。

〇月某○ 学校から帰りに支部の御神前にお参り致していますと下衣は真黒にして白いヴェールを冠ったお方が現われ、証書(本教の資格証)をさっと前の人から受取られ、じっと見てはびりびりに裂かれ、右手にてぱっと捨てられる。次から次から受取られて御覧になっては、さっと破ってまるめて捨てられる様が暫く続いて見えました。

八月三日 某所の布教にまいりますので支部長さんと私と二人で出発前に御神前に御挨拶を申し上げていますと大光明如来様がさっとお出ましになられ、二枚の資格証を御覧になっていらっしゃる様が拝されました。その資格証をよく拝しますとまぎれもなく支部長さんと私の名前が記名されてあるものでありました。明主様の御写真に御挨拶を申し上げていますと、明主様も御覧下さっている様が拝され私達は歓喜に満ちて出発致しました。

○月○日 支部の例祭にて御神前にお参り致していますと巨大な白龍が現われ、とうとうと白水の流れる滝が見えて来る。その滝の右側には白い服装にして古代の神と思われる男神がお現われになり、お供の方でありましょうか三人お連れになっておりました。お祈りが始りますと先程の神様が木の柄杓にて禊をされ、お供の方に水にてお浄めなされている所が見えて来ました。神様方がかけつけて来られる様、沢山の人々があわてふためきかけつける様が見えて来ると、次には家屋の大破壊、一瞬にして大洪水と化してしまい、物凄い光景が見えて来ました。暫くしますと先程の光景はどこにやら明るい白い服装の方々が緑したたる樹木の間を歩いている様が見えて来ました。次には場面が変り中心にメシヤ観音様がお出ましになられ、その周囲には多くの神々様や家来と思われる方々がお並びになっていました。次には明主様が中心にお出ましになられ、本部の役員方がお坐りになり、お話を拝聴なされている様が見えて来ました。明主様のお姿と大きな光の玉が交互に見えて、光で一ぱいでありました。次に男神とも女神とも見分けのつかない美しい五色のお召物にして袖口がとてもよく見えて来ました。そしてその神様は長さ一尺、丸さ一寸位の円捧の様なものをお持ちになっていらっしゃり、その棒の先からは黒いしずくがぽとぽととさがっていました。御讃歌「正直と嘘」を奏上致していますとあたりは俄かに薄暗くなり、大きな長靴でのそりのそり歩いている人がありました。火焔放射機が現われ火が放射されあたり一面焔と化し、沢山の人々が焼きつくされてしまう光景が見えて来ました。

○月○日 某氏の家の例祭にてお祈りをしていますと某山に似た山の山崩れの様が見えて来る。見る間にだんだらに崩れて行きダムが出来てしまう。泥水で一ぱい田畑の作物はしなぎつけられ、荷車は壊れ、小高い丘に非難する人の群、大きな駅も浸水、汽車は立往生の様、見るも悲惨な光景が見えました。最近大洪水の様がとてもよく霊視出来ます。

○月○日 支部の御神前にて御浄霊を頂いていますと、墨染の衣を着た大勢の僧侶が早見て来、その中の一人がつかつかと私の傍に来られ「大神様のお許しによりただ今参りました。私は某寺に住んでいた者にして祝詞により救われましたが、どうぞ某寺の奥殿を救っていただきたい。もうそろそな時期も来ているやに思われます。どうかよろしくお願いいたします。早く早く積極的に働きかけてほしい」と文字で知らされました。これは某所の某寺の大木に住んでいた龍神が救われ、そのお礼に協力をしている様子を種々の知らせにより知らされました。今後某所はどの様な結果が現われますかと楽しみにしています。

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