自観叢書第四篇「奇跡物語」 入信後の神懸り (自観叢書四「奇跡物語」 昭和二十四年十月五日) 忘れもしない大正十五年即ち昭和元年十二月或夜十二時頃、未だ嘗て経験した事のない不思議な感じが心に起った。それは何ともいえない壮快感を催すと共に、何かしら喋舌らずには居られない気がする。止めようとしても止められない、口を突いて出てくる力はどうしようもない。 2021.02.03 自観叢書第四篇「奇跡物語」